goodbye and good luck -JK- 01

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ステージが終わり、
後はエンディングを迎えるだけ。



残り1週間の活動期間で、
どうしても1位が取りたい私たちは、
天にも祈る気持ちで舞台に上がる。



HN「…A、
私たち1位取れると思う？」



いつも元気なハナオンニが、
この時ばかりは不安そう…



『オンニ！私たち…
たくさん準備したじゃないですか！
きっと…きっと大丈夫です！！』



オンニの手を取りそう言ったけど、
私も不安で押しつぶされそうだ…



MCの方々が進行をし、
集計をしている画面が
モニターに表示される。



JY「ああ…神様……」


『…オンニ。。。』




自然と5人で手を繋いで、
結果が出るのを待っていると…




銀テープが舞う音と共に、
私たちの名前が呼ばれた。。。




「「チュカハムニダ〜〜！！」」




MCの方や周りの音が聞こえないくらい
メンバー全員呆然と立ち尽くしていると、


ステージから私たちのファンが
涙を流しながら歓声を送っている
姿が目に入って実感する。。。



SY「みんな…よく頑張ったね」



気丈に振舞おうとしている
ソユオンニの声は震えていて…
堪えていた涙が零れ始める。。。



SY「みんな泣きすぎ…」



…って、、、
オンニが一番泣いてるし(汗)



5人で抱き合って喜び合ったあと、
アンコールステージの
音楽が流れ始めた。



ステージを去る
他の出演者の皆さんに挨拶をしながら
ファンのみんなにも挨拶をする。



顔見知りのガールズグループの子たちに
ハグをされれば返し、


先輩方に祝福をされれば
深くお辞儀をして、、、



初めての経験でなんだか気持ちが
ふわふわしていたところに。。。




「おめでとうございます」




背後から耳元に声を掛けられ
声の主を探すために振り返ると…




-----ジョングクくん。。。




お兄さんたちの後に付き
ステージを降りる後ろ姿が見える。



私に言ってくれたんだよね…？



JY「A…？どうした？」



胸のドキドキが抑えられなくて、
ちょっと…しんどい……





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