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長かった1日が終わり、
軽く食事をしてからホテルに戻った。



食事向かう途中に送ったグクへの
“お疲れさま”のメッセージ。



未だに既読すらつかずもちろん返事も来ない…



まだ忙しいのかな?


それとも。。。
やっぱりあのステージを観て嫌いになった…?



明日帰国するために荷物の整理して
そろそろ寝る支度をしようと着替えたその時…



“コンコン”


ドアをノックする音が聞こえた。



急いでロックを解除しドアを開けると、
そこには一昨日と同じように
フードをかぶったグクの姿。



なぜかなかなか入って来ようとしない
グクの腕を引っ張り部屋の中へ入れる。



『……どう…したの?』



なんだか少し様子がおかしい…
会場でも固い表情でいたグクを思い出す。



すると、ドアの前に立ち尽くしたまま、



JK「…ごめん。」



と呟いた。



何がごめん?
むしろ謝らなきゃいけないのは
私の方なのに…なんでグクが謝るの?



JK「なんか…
いろいろ考えちゃって…
カトクの返事もできなくてごめん…」



フードをかぶったまま下を向くから
グクの表情が全く読み取れなかった。



JK「仕事だって分かってるのに
一緒にステージに立つヒョンにも嫉妬したし…


Aが遠くに行っちゃいそうで怖くて。。。」



そっとグクのフードに手をかけ下ろすと、


今にも泣き出してしまうんじゃないかと思うくらい、
とっても悲しそうな、そしてさみしそうな顔。



『グク……』

JK「あ〜、、、ごめん。
なんか俺重いかも……」



なんでそんな顔してるの?
全然笑えてないよ?



私のせいでそんな顔を
させてしまったのかと思うと胸が苦しい。



『私こそごめんなさい……』


JK「Aは何も悪くないよ。
だからそんな顔しないで…」



それを言いたいのは私の方なのに…


下を向いて唇を噛み締めていると、
やさしく抱き締められた。






*

45→←43 -JK Side-



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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク   
作品ジャンル:タレント
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空子(プロフ) - タピオカさん» 今はこちらの連載の更新を考えております。申し訳ございません(;_;) (2018年2月26日 15時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
空子。゚+(プロフ) - chimnyさん» とても嬉しいコメントありがとうございます!頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします^^ (2018年2月18日 0時) (レス) id: 487d92f69c (このIDを非表示/違反報告)
chimny(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます(^^) (2018年2月18日 0時) (レス) id: 8b96afbc99 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - メロンさん» コメントありがとうございます!iKON曲は聴いているのですがメンバーがまだ分かりません(;_;)少しお勉強してみますね^_^ (2018年2月17日 13時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - alexandrite_bbcさん» ありがとうございます!頑張ります^_^♪ (2018年2月17日 13時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空子。゚+ | 作成日時:2018年2月16日 23時

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