goodbye and good luck -JK- 01

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電話を切って少ししてから
ドアをノックする音が聞こえて…


慌ててドアを開けると、


黒いパーカーのフードを
目深にかぶったグ クがやってきた。



『グク……』



部屋に入った瞬間フードを取り、
ようやく笑顔を見ることができた。



JK「A」



ニコニコのグクが両手を広げて…
迷わずそこに飛び込む私。



会えなかった時間を埋めるかのように
お互い強く抱きしめ合った。



JK「会いたかった…」


『ん、私も…

仕事一緒になれても、
なかなかこうやって2人きりで
会うことはできないもんね。。。』



そう言うと私を抱きしめるググの力が
一層強くなった気がした。



ドアの前にずっといるのもなんなので
グクの手を引き椅子に座ってもらう。



よく考えたら…


飲み物ですら最初から冷蔵庫に入っている
ミネラルウォーターしかない…


それにスウェットにスキニーという
ラフすぎる格好にすっぴんの寝起きの顔。。。


せっかく来てくれるんだから
ちゃんと支度しておけば良かった…(汗)



『グク、ごめんね…
なんか全然準備出来てなくて…』



冷蔵庫の水を差し出すと、



JK「Aのすっぴん…
ちゃんと見るの初めてな気がする(笑)」



…と言いながら、
ペットボトルを持った腕ごと
グイッとグクの胸に引き寄せられる。



『……しかも寝起きだし。。。
浮腫んでるでしょ？あんまり見ないで…』



グクに掴まれていない方の手で
顔を隠そうとすると阻まれて…



ゆっくりとキスをされた。



『……グク』



何度も何度も角度を変えて重なり合う唇。



グクの膝に座らされ、
しがみつくように首に腕を回すと、
頭に手を添えられ更に深く口付けられた。



『…ハァ…ッ』



…と、
思わず漏れた自分の吐息に驚く。。。






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