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*






周りの人にドキドキがバレないように
グクに言われた場所を目指して歩く。



この格好だと私だと気付かれにくくて
逆に良かったかもしれない…



突き当りを曲がると非常口が見え、
ドアノブに手を掛けようとすると…



『………わ!』



突然向こう側からドアが開き、
手を引かれて吸い込まれた……



その大好きな香りだけで分かる。



『………グク!』



よく周りを確認せず、
思わず抱き付いちゃったけど…


大丈夫だったかな…?(汗)



ガチャとこちら側から
ドアに鍵をかけたグク。



JK「A……」



名前を呼ばれながら
優しく抱きしめられると…


グクの香りで全身が包まれて
眩暈がしそうだ。。。



JK「A…
1人で抜けて大丈夫だった?」


『うん…
ちょうどマネオッパも外出して…
30分後に戻れば大丈夫……』



グクの胸に顔を埋めながら答えると、
“顔が見たい”と言って体を離される。



JK「今日のA、
いつもより幼くてかわいい…
メイクと服装のせい?」



そう言われて、
自分の今日のスタイリングを思い出し
一気に顔が真っ赤になるのが分かる。。



『は、恥ずかしいから…
あんまり見ないで……』


JK「なんで(笑)」



なんだか楽しそうに笑うグク。



JK「いつもの衣装…
あれもセクシーすぎて
誰にも見せたくないけど、、、

今日のAもかわいすぎて
テレビに出したくない。。。」



それって……?


もしかして、
やきもちやいてくれてるの…?



ポカーン…としていると、、
グクは恥ずかしそうに顔を背けた。



『わ、私だって…

ステージにいる時も、
テレビで見てる時も、

グクがかっこよすぎて、
見た人みんな好きになっちゃう
んじゃないかって毎回…心配……』



私が言い終わると、
少し照れたような顔をして微笑む。



『久しぶりに会えて嬉しい…』


JK「ん。俺も会いたかった」



どちらともなく体を寄せ合うと、
上の階の非常ドアが開く音がした…



JK「A、しゃがんで」



そう耳元で囁かれ、
気付いたらグクに踊り場の
隅っこに隠されるような形で
覆いかぶさられていた。。。



ここでバレたら大変だ。



ジッと声を殺し身を潜めていると、
真上の踊り場から男女の声が聞こえる…



あ。。。
あれ。。。?






*

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作品ジャンル:タレント
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空子(プロフ) - タピオカさん» 今はこちらの連載の更新を考えております。申し訳ございません(;_;) (2018年2月26日 15時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
空子。゚+(プロフ) - chimnyさん» とても嬉しいコメントありがとうございます!頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします^^ (2018年2月18日 0時) (レス) id: 487d92f69c (このIDを非表示/違反報告)
chimny(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます(^^) (2018年2月18日 0時) (レス) id: 8b96afbc99 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - メロンさん» コメントありがとうございます!iKON曲は聴いているのですがメンバーがまだ分かりません(;_;)少しお勉強してみますね^_^ (2018年2月17日 13時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - alexandrite_bbcさん» ありがとうございます!頑張ります^_^♪ (2018年2月17日 13時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空子。゚+ | 作成日時:2018年2月16日 23時

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