87 -JM Side- ページ37
*
その後、帰国して宿舎に戻ると、
僕とテヒョニがマネヒョンに呼ばれた。
「ほら」
そこで手渡されたのは僕らのiPhone。
TH「これって…」
JM「もしかして…」
2人で顔を見合わせる。
「とりあえず返すけど、
もう二度と問題起こしたりするなよ？」
なんて言うマネヒョンを無視して←
TH「ジミナ！」
JM「うん…！」
TH「早くヌナに電話…！」
JM「うん…！」
電源を入れて、
林檎のマークが出て…
そんな待ってる時間も惜しくて、
僕は宿舎を飛び出した。
タクシーを捕まえようとしたけど
こんな時に限って走ってない…
とにかく早くヌナに会って、
許してくれるか分からないけど
心から謝って、話がしたくて、
気付いたら、
ヌナの家へと走り出していた。
仕事で1ヵ月以上韓国を離れたことなんて
今まで何度かあったはずなのに、
通い慣れたマンションが見えてくると、
涙が出そうなほど懐かしい気分になる。
JM「…ハァ」
上がった息を整えながら、
Aヌナの部屋の前まで歩く…
……冷静になって考えてみたら、
ヌナは今家にいるんだろうか…とか、
こんなに長い間放置して、
怒って会ってくれないんじゃないか…とか、
ネガティブなことばかり
頭に浮かんで離れなくなる。。。
やっぱり先に電話した方がいいかな…
ポケットからiPhoneを取り出し、
履歴からヌナの名前を探していると、
“ガチャ”…と、
ヌナの家の玄関の鍵が開く音がした。
どうしよう……
まず謝って、
許して貰えたら、
あの記事の言い訳をさせて貰おう、
それから……
走って来たせいで乱れた髪を整え、
ドアから少し離れて立っていると、
想像もしていなかった人の姿が見えた。
JM「………ユンギヒョン」
ヒョンも驚いたのか
ドアを少し開けたまま動けないでいると、
『…ユンギ？』
僕のずっと聞きたかった声が聞こえた。
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 429人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空子(プロフ) - みゃ〜こ☆さん» コメントありがとうございます^ ^そんな風に言っていただけてとても嬉しいです(；＿；)今後ともよろしくお願いいたします！m(_ _)m (2018年2月1日 10時) (
レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
みゃ〜こ☆ - 初めまして！突然で申し訳ないです(o*。_。)oペコッ 意外と軽く泣けました(´;ω;｀)これからもファイティンです！ (2018年1月31日 23時) (レス) id: 66a0b13528 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます^ ^そして共感いただきありがとうございます笑★なるべく早めの完結を目指し更新いたしますので、よろしくお願いいたします！m(_ _)m (2018年1月31日 16時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - コットンさん» お読みいただき、コメントまでいただきありがとうございます^ ^引き続きジミンくんのお話書いて行きます！ (2018年1月31日 16時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
空子(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつもお優しいお言葉をありがとうございます…！完結までもう暫くかかってしまうかもしれませんが更新頑張りますので、最後までよろしくお願いいたします^ ^♪ (2018年1月31日 16時) (レス) id: 66f9c95bc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空子｡ﾟ+ | 作成日時：2018年1月19日 17時
