LIE -SGxJM- 01 (ページ45)

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半分払うよって言ったのに、
サッと自分のカードを店員さんに渡して

JM「お礼する日なのに。
Aヌナに払わせることなんて出来るわけない！」

って言ってちょっとも払わせてくれなかった…

『たいしたことしてないのに…申し訳ないよ…(汗)』

JM「いいの！僕にとってもたいしてことなんだから♪」

ううう。。。
明らかに高そうなお店なのにな…

なのにこんなにスマートに支払いまを済ませて
帰宅用のタクシーまで呼んでくれるなんて…

もしかしてこういうの……慣れてるのかな？

…って、、、
まるで私嫉妬してるみたいじゃない。。。

タクシーが来るまでの間2人でお話していると、
扉の向こうからタクシーが到着したことを告げる
店員さんの声が聞こえた。

JM「じゃぁ、ヌナ行こっか！」

と立ち上がるジミンくん。

『う、うん！！』

と荷物をまとめて立ち上がろうとすると、
思いのほか酔いが回っていたみたいで世界が回転する…

JM「わ…！あぶな……！！」

ジミンくんの声が耳元で聞こえて、
抱きかかえられてることに気付く。。。

『ごっ、ごめん…！！』

慌ててジミンくんの腕の中から離れようとするけど、
腕に力が入っているのか抜け出すことができない。。。

『ジミンくん……？』

声を掛けようと顔を上げると、
思ってたよりも目の前にある綺麗な顔………

思わず見惚れて動けないでいる私に
彼の顔が近づいてきて………

思わず目を瞑った。

*