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あぁ………
仕事で家を空ける事が多いので、
決して物が溢れているタイプではないのだけど。。。
今朝使ったメイク道具がひっくり返ってるし、
昨日使った食器もシンクに置きっぱなしだ…(汗)
そんな部屋の様子を、
いかにも「興味津々です!」と言わんばかりの
表情で眺めているジミンくん。。。
『ちょ、ちょっと…
恥ずかしいからあんまり見ないでもらってもいい?』
軽く睨みながら言うけど聞いてない…?
JM「あ!これ僕たちのアルバムだ!!
聞いてくれてるの?
…………てサイン入りじゃん(笑)」
と、チェストに置いてあるCDを手にしていた。
『あ、それ……』
以前テヒョンくんから渡されたサイン入りCD。
iPhoneに入れようと思って置いておいたんだけど、
よく分からなくてそのまま置きっぱなしになってたんだ…
JM「Aヌナ!ペンある?」
『ペン?…これでいい…??』
言われた通りにペンを差し出すと、
テヒョンくんの書いたサインの横にスラスラと
自分のサインを書き出した。。。
JM「わぁ〜〜…これめっちゃ豪華だ〜〜〜^^」
自分の書いたサインとテヒョンくんのサインを交互に見比べ、
嬉しそうにCDを眺めている……
そんな呆気に取られている私をよそに、
ジミンくんがまたキョロキョロしだした…!
『ま、待って…!!
ちょっとタオル持ってくるから待っててね!!』
そう言って私はバスルームへと走った。
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作者名:空子。゚+ | 作成日時:2017年8月22日 19時