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ジミンくんとのお話に夢中になっていると、
窓の外の景色が見覚えのあるものになっていた。
会話が弾むと時間が過ぎるのはあっという間だ。
運転してくださっているマネージャーさんに
『次の信号を左折でお願いします』と告げる。
JM「え……ヌナの家この辺りなの？」
『うん…そうだよ？』
そうこうしている内に、
車は私の住むマンションの前へと到着した。
『すみません、、ここです…』
マネージャーさんは「は〜い」と言うと車を停車させた。
JM「うわ〜本当に僕たちの宿舎の帰り道だ…」
『え、そうなの？』
JM「うん…帰り道だし、
もう5分も行けば宿舎に着くし…あ。ここ！」
そう言うとうちの向かいにあるコンビニを指さす。
JM「この辺だとこのコンビニにしか
売ってないお菓子があってさ…
そのお菓子が好きで、
よくテヒョニと買いに来たりしてるし。。。」
当然そこは私も週の半分は
お世話になっているであろうコンビニで……
JM「今まですれ違ったりしてたかも(笑)」
『……たしかに(笑)』
JM「じゃあ今度会った時はヌナも声かけてね！」
『…(笑)』
そんなに自然に“今度”なんて言われると、、
私がジミンくんやテヒョンくんと同じフィールドに
いるんじゃないかと錯覚してしまうじゃない……
社交辞令だよね？
アイドルと一般人が親しくなるなんて
絶対にありえないことなんだから……
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作者名：空子｡ﾟ+ | 作成日時：2017年8月22日 19時
