【浦島坂田船】ある船の専属絵師さんは腐女子だったようで…！？ 2

「まふまふはあそこに混ざらなくていいの？」「僕は、それよりそらるさんといたいので…！」　　「「「『許せるリア充だ…』」」 ページ8

「まぁーしぃ、それはちゃうやろ？…フユカちゃんを困らすことは絶対！あかん！！」

「そうだぞー、彼氏だけの特権とかないからなー。フユカちゃんは！みんな平等に！！だぞ？」

「抜け駆けホクロー」

「おい待てや。ホクロいうたやつ、誰」

あのー、私、めっちゃ困ってるんですが。
こっそり帰っちゃいけないかな。
通行人がいないとはいえ、近所迷惑ですよー。
もしもーし。

絶対に聞こえない心の電波で呼び掛ける。
もちろん、反応はないので帰ろうとしたとき。

「あれ、？フユカちゃん？」

綺麗な女の人の声が後ろで聞こえた。
振り替えると、そこにいたのは…。

『あさこさん！！』

(年齢とか口調とか関係とかあまり把握してないんですが、急遽登場です。ここではフユカさんの年上設定です)

「…なるほどね、…モてる女の子って辛いよね…。」

何かを経験したかのようにため息一つつくと、四人の方へ。

「だーかーr」

「こーらっ！！四人とも、！フユカちゃんを困らせちゃ駄目でしょう！？特に志麻さん！彼氏なんだからさっさと送ってあげる！！もう暗いんだから。」

仁王立ちし、腰に手をあててお説教する姿はまさにお姉さん。
本当に四人のお姉さん、って感じがして少し笑ってしまう。

「もう、フユカちゃんも笑わないの！…同じマンションだし、帰りましょう？頼りにならないから、」

チラッと四人に目線を向ける。
四人が項垂れてるのは結構、珍しい光景で面白かった。
あさこさんに手を引かれたので、申し訳なく思いながらも四人に手を振って帰った。

ごめん、志麻くん。
地味に泣いてたの見えたけど、さっきのは志麻くんが悪いからちょっとした意地悪、ってことで。
帰ったら…電話してあげよう。満足するまで。


[#少しだけ足取りが軽くなった] 検索。



(お気に入り90人超え！！ありがとうございます！！)

「そっか。…まぁ、この状況でまふまふが混ざったら…(ﾋﾟｰ)して(ﾋﾟｰ)だかr」「ストップストップ！そらるさん！！」『怖い怖い』→←「俺、これ家宝にする…」「うらさんが幸せそうでよかったわ…(皮肉のつもり)」「『…(さかうら…！)」』(ただし腐の人達はそうは見えない)

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