【浦島坂田船】ある船の専属絵師さんは腐女子だったようで…！？番外編

「「「俺たちは！？ねぇ！二票ずつ入ってたけど！？」」」「作者がさすがにこれ以上掛け持ちは…って。でもセンラさんは作るかもって。同情だって。」「ひどないっ！？」 ページ3

そらるside

「…えと、う、」

俺はどうやらまふまふをきゅん？とさせれたらしいから、クリア、と言うことらしいけど…。

問題はまふまふだ。
今も何か言わなきゃ、と視線を泳がせ、真っ赤な顔で、ﾊﾟｸﾊﾟｸとさせた口からは母音しか発してない。

「…ふ、可愛いなぁ…」

ふと、本音が漏れてしまい、まふまふは顔を耳まで真っ赤に染め上げ、可愛くないです！！とわめいている。

そういうとこだよ、バカまふ。
そうだな、優しいそらるさんだから助け船を出してあげよう。

「…あーあー、俺だけだったのかなー、好きだったの。結婚式の近いは嘘だったのかなー」

チラリ、と見れば泣きそうになっているまふまふ。
ちょっとやりすぎたかな、と反省。

と思えばまふまふが口を開く。

「…そうですよ、好きだったのはそらるさんだけです。」

「「『…え、？』」」

顔をあげたまふまふの顔は真顔で、声も冷たかった。
それにｽｩ…とお腹の底から冷えていくような感じがする。

なんで？と聞く間もなく、まふまふはさらに言葉を続ける。

「…僕は、好きじゃない。そらるさんのこと、好きじゃないです。…愛してます。ううん、それくらいじゃ現せないくらいっ、…だから、そんなこと言わないで、嫌いにならないでっ…！」

あぁ、もう、不覚にもこいつの策略にはまってしまった。
今日はそらるさんの負け。
まふまふを抱き寄せ、ほっぺにキスをした。

「えー、僕達も新作欲しい〜、！脇役だけとかぁ…」「志麻センだけずーるーいー！作者うらセン推しだろ！？作れよ！！」作者「んな無茶な…」←？！→←「ねぇ、そらるさん！アンケートで僕達票数多かったんで新作、作ってくれるそうですよ！」「ぇ、あの駄作者、また掛け持ち…？」「…そうですね、」

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