【四千頭身】一夏の恋2 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:8,868 hit

54話～後藤side～ページ5

すごく緊張してたけど、僕よりも緊張してるAちゃんが可愛くてついからかいたくなる

『緊張してないです』って言い張る必死さもたまらなく可愛い

後「…ふふっ」
『ちょ、笑わないでくださいよ』

後「ごめんごめん、ちょっとからかいたくなっちゃって」

なんて他愛もない会話をしてるうちに海に着いた

穴場とはいえ夏の海は賑わっていた

後「どうする？海の家とかでご飯たべる？」

なにげなくAちゃんの方を見ると、少し恥ずかしそうに

『あの…実は私お弁当作ってきたんですよかったら食べませんか？』

なんて言ってくれるから、ついAちゃんも僕のこと好きなのかな？なんて考えてしまう

Aちゃんの作ってくれた弁当はかわいく盛り付けがしてあって、なんだか食べるのがもったい気がした

もちろん味もすごく美味しくて、僕が今まで食べた中でダントツ1番だった

いつもの大食いロケもAちゃんの手料理ならいいのに

後「このお弁当すごく美味しいよ！」
『ほんとですか！よかった～』

Aちゃんが『好きなだけ食べてくださいね』って言ってくれるからつい食べすぎてしまう

太る…

でも、僕が「美味しい」って言う度に嬉しそうに微笑むAちゃんを見てるとそんなのはどうでも良くなった

お弁当を食べたあとは砂浜で遊んだり、貝殻を拾ったりして海を満喫した

普段なら絶対しないけど裸足になって海に入ったりもした

Aちゃんと一緒だと時間が過ぎるのがすごく早く感じた