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52話〜後藤side〜 ページ3
今日はついにデートの日
緊張からかすごく早い時間に目が覚めた
この前、出かけた時の倍以上の時間をかけて身支度をした
準備が整って時計を見ると時刻はまだ9時で
なんとなくテレビをつけて気持ちを落ち着かせる
しばらくして、また時計を見ると10分もたってない
まだAちゃんに会ってすらいないのに緊張で落ち着かない…
とりあえず、今日のプランを確認したり、告白のシュミレーションをしたりして時間を潰す
それで緊張がマシになったわけじゃないけど、集中してたからか気がつくと10時になっていた
まだ約束の時間には早すぎるけどなんとなく家を出た
僕の家からAちゃんのマンションまでは意外と近くて、車だと10分もかからない
だから、あえて遠回りして用もないのにコンビニで時間を潰す
車を運転していると不思議とさっきまでの緊張が薄れていく
こんなことなら初めから外で時間を潰した方が良かったかな？
なんて考えながらAちゃんマンションに向かった
マンションに着いた時にはちょうどいい時間になっていた
ずっと流れてたラジオを止めてAちゃんが出てくるのを待つ
しばらくして階段にAちゃんの姿を見つけて緊張がはしる
大丈夫…そう自分に言い聞かせた
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作者名：ぽてち | 作成日時：2021年1月16日 19時
