【四千頭身】四千シェアハウス (ページ6)

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5話ページ6

荷解きを始めてからしばらくして、下の階が賑やかになってきた

他の住民さんが帰ってきたのかな？なんて思いつつ聞き耳を立ててみる

盛り上がってるみたいだけど何の話してるんだろ？

？「………足小さめの…なの？」
？「確かに………普通なら……は来ないのね？」
都「さぁ、……」

え、待って、ほんとに何の話？

とぎれとぎれに聞こえてくる会話は少し変わっていて、思わず手を止めて耳を傾けていた

…ハッ！ダメだちゃんと荷解きしないと！

下から聞こえてくる会話をシャットアウトするべく、音楽を鳴らして荷解きに集中する

それからしばらくして、控えめなノックの音に我に返る

それなりに片付いてきた部屋を見渡し、今すごく集中してたなぁ…なんて考えながらドアを開けた

『はーい』
都「あ、Aちゃん荷解きはどう？順調？」

『はい、意外と早く終わりそうです』
都「そっか今、夕飯の準備してるからキリが良くなったら降りてきてね」

『わかりました』
都「それじゃ、下で待ってるね」

都築さんは「あ、2人のこと夕飯の時に紹介するね」と付け足すとリビングに戻っていった

そっか、みんなで食べるんだ…なんか家族みたいでいいなぁ

他の住民はどんな人なんだろう？ってワクワクする反面、怖い人だったら嫌だなぁなんて不安になる

今朝の人みたいに優しい人だといいけど…なんて考えながら、片付けを終えてリビングに向かった