【四千頭身】一夏の恋 (ページ41)

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40話～石橋side～ページ41

たくみより楽しいデートにしようって考えてからはなんだか気持ちが楽になって

自分から積極的に話しかけれるようになった

一緒に水槽を眺めたり、他愛もない話で盛りあがったりすごく楽しかった

石「16時からイルカショーがあるみたいだけどどうする？」
『みたいです！水族館に来たからにはイルカショー見ないと！』

石「そう言うと思ったでも、まだ結構時間あるし先にお土産でも見に行く？」
『ほんとですね、じゃあショップの方行きましょう！』

午前中に全く話せなかったのが嘘みたいだった

Aちゃんは気さくで話しやすくて、僕の話をちゃんと聞いてくれた

そんなAちゃんを見て顔は似てないけど、やっぱり都築の妹なんだな…なんて今さら思った

そのあとも会話が途絶えることはなかった

『石橋さん今日は誘ってくださってありがとうございます』
石「僕の方こそ今日はありがとう」

『この前のお詫びするって言って何も出来なくてすみません…』
石「全然大丈夫だよ水族館すごく楽しかったし」

石「それに…Aちゃんと一緒に居れてすごく良かったよ(ニコッ」

Aちゃんを送った帰り1人でさっきのやり取りを思い出していた

やばい！今になってめっちゃ恥ずかしくなってきた…

ピコンッ

(今日はほんとにありがとうございました！)

(今度は石橋さんの好きなところに遊びに行きましょう！)

恥ずかしかったのもつかの間

AちゃんからのLINEに頬が緩んだ

わざわざLINEしてくれるなんて可愛いなぁ