【四千頭身】一夏の恋 (ページ31)

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30話ページ31

後「ねぇ、Aちゃんずっと思ってたんだけどさ」
『はいなんですか？』

後「別に敬語じゃなくてもいいんだよ…？」

『え、でも…後藤さん年上じゃないですか』

後「まぁそうなんだけどさぁ…」

後「せっかく仲良くなれたのに敬語だとなんか距離がある感じするんだよね」

後藤さんそんなふうに思ってたんだ

『わかりました今すぐには無理かもしれませんができるだけ敬語で話さないようにしますね』

後「ワガママばっかりでごめんねありがと」

それからカフェの奥のアロマが売ってるエリアで後藤さんにアロマを選んでもらった

後「これなんてどう？Aちゃんにピッタリだと思うよ」

『ｸﾝｸﾝ)これすごくいい香りですね！』

後「気に入ってくれた？」
『はい！私この匂いすっごい好きです！』

後「実はこれ僕が1番好きなアロマなんだ家でもよく使ってるよ」
『そうなんですか！じゃあ同じ匂いになっちゃいますね』

その後も気になったお店に入ったり、近くにあった公園で休んだり楽しい時間を過ごした

後「あのさ、またこうして僕と一緒に出かけてくれる？」
『当たり前じゃないですか！また一緒に出かけましょう』

後「じゃあ、今度はAちゃんのおすすめのカフェに連れてってね」
『はい！』

今日１日で後藤さんのことを沢山知った

アロマとかいい匂いがするものが好きな事、必死になると周りが見えなくなる事、意外と負けず嫌いな事

次会う時にはもっと後藤さんのこと知れるといいなぁ