【四千頭身】一夏の恋 (ページ16)

今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:21,801 hit

15話ページ16

飲み会が終わり、帰りは後藤さんに送ってもらうことになった

後「じゃ、Aちゃん行こっか」
『うんお兄心配してくれてありがとね、石橋さんもまた飲みに行きましょうね』

都「うん」
石「はいまた(ニコッ」

気まずい…

さすがに2人っきりだと何話したらいいかわかんないよ…

後藤さんも同じだったのか2人して無言で歩いていた

後「Aちゃん」
『はい？』

後「休みの日とかって何してるの？」
『休みの日ですか？まぁカフェ巡りとかですかね』

東京って色んなお店があって楽しいんだよね

後「じゃあさ…もしよかったら、今度僕のよく行くカフェに連れてってあげよっか？」
『え…』

後「嫌だったらいいんだけどさ…」
『行きたいです！どんなお店なんですか？』

後「えっと…アロマオイルとかも売ってたりする店で…」

『私あそこのマンションなんでここで』
後「そうなんだまたね」

『はい送ってくださってありがとうございます』
後「またLINEするからカフェ絶対行こうねじゃ」

あれ、後藤さんなんで来た道戻るんだろ？

もしかして私を送るために遠回りしてたとか…？

気まずくならないように話振ってくれたり、家まで送ってくれたり

後藤さんってほんとにいい人だなぁ

家に着いてLINEを確認してみたらお兄から過保護LINEが来てた

(お兄:たくみに変なこと吹き込まれてない？)
(お兄:もう家着いた？)

お兄って頼りになるけどほんと心配性だよね

(今家ついたとこ後藤さん普通にいい人じゃん)

明日も学校だし早くお風呂入ろ～

ピコンッ

(石橋遼大：急にごめんね、さっき言えなかったんだけど…)