【四千頭身】一夏の恋 (ページ15)

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14話～後藤side～ページ15

Aちゃんが合流してから結構な時間がたった

Aちゃんが「バシくんと会ったことあるかも」って言った時はすごく驚いたけど
勘違いだったみたいだし

その後は、好きなYouTuberのこととか趣味の話とか他愛もない話で盛り上がった

Aちゃんとの会話はすごく面白くて、いつもの飲み会より時間が経つのが早く感じた

今日はAちゃんとかなり仲良くなれた気がするしLINE聞いてみようかな…

後「ね、Aちゃんせっかく仲良くなれたんだしLINE交換しよ」
『あ、はい！交換しましょう！』

石「あ、後藤だけズルい僕とも交換しよう」
『はい！』

なんだよ石橋のやつ
僕が満を持して聞いたのに便乗してきやがって…

ちょっとモヤモヤしながら店を出た

都「ほんとに送ってかなくて大丈夫か？」
『もう！私の事何歳だと思ってるの？さすがにひとりで帰れるよ』

後「どうかしたの？」
都「いや、もう遅いから家まで送ってやるって言ってるのに Aが別にいいって言うんだよ」

石「へぇーちなみにAちゃんどっち方面？」
『私ちょっと遠くて××方面なんですよ』

え、それって僕ん家の近くじゃん

後「ねぇ、つづちゃん俺ん家近くだしAちゃん送ってってあげようか？」
都「え？」

つづちゃんは僕とAちゃんが仲良くするの嫌なんだろうなぁ

でも、せっかく2人っきりになれるチャンスだし

後「どうせ方面一緒なんだし良くない？」
都「うーん…まぁ同じ方向ならしょうがないか…」

しょうがないって…そんなにAちゃんのこと心配なんだ…

まぁ、つづちゃんはAちゃんのこと大好きだからなぁ

後「じゃ、行こっかAちゃん」
『うんお兄心配してくれてありがとね、石橋さんもまた飲みに行きましょうね』

都「うん…まぁAがいいならそれでいいけど(ﾎﾞｿｯ」
石「はいまた(ニコッ」

つづちゃんはいいとして、バシくんはやけにAちゃんに構うなぁ…(モヤッ