さよならホワイト２ (ページ41)

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ピースページ41

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you side.

私のお母さんが倒れた時

駆けつけた涼ちゃんのパパが言っていた言葉が忘れられなかった

そして

やっと繋がった

「亜嵐くん！！お願いだから落ち着いて！！」

私の心の声を代弁してくれているのだろうけど

彼を連れてきたのはやっぱり間違いだっただろうか

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「ねぇ、涼ちゃん

私達、涼ちゃんが思ってるような関係じゃないよ」

涼『でも、、、

少なくとも亜嵐くんはそうは思ってないでしょ？』

この険悪な雰囲気に更に追い討ちをかけるような
涼ちゃんの言葉

涼『俺が事故した一年後も2人はいっしょに居たよ。

気づいてなかっただろうけど、帰省したこともあってAん家寄ろうとしたら

ちょうど学校帰りの二人の姿がみえて

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あー、そうか

2人はそんな関係なのか

って。』

「だから何度も言ってるじゃん！そんなんじゃないって！！」

私は

隣にいる大切な人を傷つけていることにハッとして

それ以上は口を開けなかった

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涼『うん。完全な俺の勘違い

でもさ、7年も経って

俺にだって心の変化はないわけじゃないよ』

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涼『他に好きな人ができた。

あっちで、

かわいい人なんていっぱいいて

ごめん、裏切って

だから

.

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A、もう俺のことを待つな』

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確かに

耳に届いた言葉は私の心が受け入れなくて

やだ

って警報音が鳴り響いてる

泣きそう

この7年間は無駄だったの？

そんなの、今更、他の人の方を向いてる涼ちゃんに問いただしても

虚しいだけ

右手に光る私の道しるべは

今日は一層くすんで見えた