［１−２４］ ページ25
智side
「なにー？」
「雅紀からメールきてる？」
「ん、ちょっと待って」
区切りのいいところで呼び出したからか、
すぐにキッチンカウンターまで来てくれる和。
それでも左手にゲームを持ったまま、
右手で自分の携帯を開いた。
「あ、ちょっと前にきてる。帰るって」
「了解。返事しといてやって？」
「はぁーい」
グループにきている雅紀の連絡の返信を
和に任せて俺は料理に戻る。
「あっ、和、そろそろご飯の準備してね」
「分かった。じゃああと3回だけ」
「ん。3回ね」
そう言った和はわざわざキッチンカウンターに
もたれかかってゲームを始める。
本当に言った回数を守るために
俺と潤にお目付け役をさせてるんだろうね。
別にそろそろってだけで急がなくていいから
それまではいくらでもしていいのに。
「あっ……やっちゃった……はい、2回目〜……」
「はーい」
ちゃんとゲームオーバーになったら
報告してくるところが素直で可愛い。
そしてそれに反応してあげる潤もまた素直で。
いいな〜。お兄ちゃん微笑ましいよ。笑
「よしっ。片付けてくる〜」
そのあと和はきちんと3回やってから
晩ごはんの準備のためにゲームを片付けに行く。
そうしてるうちに続々と料理は完成していて
キッチンカウンターへ並べていく。
ん。今日も上手くできたはず。
というか潤特製のサラダなんか
日に日にクオリティー上がってない？
めちゃくちゃ美味そう。
「相変わらず智にぃのご飯、美味しそうだね」
「あ。俺も今潤のサラダ見て思ってたよ」
くすぐったいけど同じことを思っていたらしく、
潤がニコッて笑って嬉しいことを言ってくれる。
だから俺も素直に同じ気持ちを伝えれば
潤は嬉しそうに「ありがとう」と言って
戻ってきた和とご飯の準備へ取り掛かってくれた。
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あい(プロフ) - お返事ありがとうございます。私は潤くんが好きなので潤くんのお話も楽しみにしながら読ませてもらいます( ＾∀＾)これからも楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 14時) (
レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
あやりゅ。(プロフ) - あいさん» あいさん、コメントありがとうございますm(*_ _)mご感想、本当に嬉しくこれからの執筆の励みにもなります！どうかこれからもあたたかい心で彼らのはなしをご覧いただけると幸いです(^^♪ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 4f4f43ef84 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちわ、楽しく読ませてもらってます(^^)これからも更新楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作成日時：2019年5月25日 0時
