［４］秘密の女子会(長男＋三男) ページ49
雅紀side
「ねー智にぃ」
「ん〜？」
「もうどれにするか決まった？」
「まだ悩んでる。これか、これか……
うーん……やっぱどれもいいな〜」
「だよねだよね〜！ 俺もまだ決まんない♪」
「迷っちゃうよね〜♪」
「分かる〜♪」
華やかな店内。
温かい、甘い匂いに包まれたその空間で
ショーケースを覗き込む俺と智にぃ。
手にはさっき買ってきたスーパーの袋があり、
謎のテンションで繰り広げられる会話だけが
店内のBGMに溶け込んでいく。
「よし決めた。俺はぁ、チョコ」
「じゃあ俺は〜、モンブランにしようかな」
「あ、いいね、半分こしよ？」
「うん。半分こして食べよ」
ショーケースの中から商品を決めたら
店員さんに伝えて店内で食べれるようにする。
智にぃにお金を払ってもらう間に俺は
店の奥に並ぶ席の確保。
中途半端な時間だからかお客さんはほとんどおらず
ちょうど空いていた一番奥の端の席に決めた。
「席取れた？」
「うん。智にぃありがとう」
お皿に乗ったケーキをトレーに乗せて
来た智にぃを手招きで場所を伝える。
ようやく腰を下ろせた俺たちは
一息つきながらケーキと一緒に買った
コーヒーを口へ運んだ。
「あ、美味しい」
買い物の帰りに新しく出来ていたお店に
目を惹かれて休憩がてら立ち寄ったケーキ屋さん。
コーヒーの美味しさから
このお店は当たりかもしれないと期待が高まる。
「すごーい。写真撮っちゃお♪」
「あ、アタシも撮ろ〜♪」
「んふふ」
「ふふふっ」
まだ引きずっていた女子会モードに
小さく笑いあったあと改めてケーキと向かい合う。
それから智にぃも俺も迷わずフォークを取って
「いただきまぁす」と
それぞれ頼んだケーキへ差し込んだ。
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あい(プロフ) - お返事ありがとうございます。私は潤くんが好きなので潤くんのお話も楽しみにしながら読ませてもらいます( ＾∀＾)これからも楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 14時) (
レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
あやりゅ。(プロフ) - あいさん» あいさん、コメントありがとうございますm(*_ _)mご感想、本当に嬉しくこれからの執筆の励みにもなります！どうかこれからもあたたかい心で彼らのはなしをご覧いただけると幸いです(^^♪ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 4f4f43ef84 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちわ、楽しく読ませてもらってます(^^)これからも更新楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作成日時：2019年5月25日 0時
