五人の時 M ページ17
「うん。大丈夫」
返答を待っているニノへいち早く答えを出したのはリーダーである大野さん。
そして今回の依頼で大野さんとバディの俺も続く。
「ん。それでいこっか」
「よし！ 俺達ももちろん反対なし！ ね、翔ちゃん！」
「うん。緊急だ、俺も相葉くんと援護に回るよ」
「じゃあ、それで決まりです。
明日、時刻は14時にします。12時には準備を済ませて、オフィスに集合で。作戦と逃走経路のパターンをいくつか用意してまとめて送っておくのでオフィス集合までに目を通して置いてください。
それで、いいですか？」
「うん」
「ありがとう」
「よろしくねニノ」
「頑張ろーうっ」
満足げに明日の予定を言い渡したニノはホッと安心したように微笑んだ後、USBを抜き取る。
厳重に扱わなければいけないデータはファイル型ケースにあるUSBの形をした窪みにカチンとはめた。
そのままケースを持ったニノは真ん中に設置された大型モニターを通り越し、奥の保管室へと入っていった。
「さてと。みんなご飯まだだね」
「あ、そうだ。俺達昼に起きたんだよね」
「うん。久しぶりにめちゃめちゃ爆睡した」
「ふふ、翔くんまだちょっと寝癖ついてるもんね」
「え、嘘、はねてる？」
「はねてないけど、くるんってなってる」
いつもの談笑が始まれば、さっきみたいな空気感ははたと消え、暖かい雰囲気が流れ出す。
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あやりゅ。(プロフ) - えべすさん» えべすさん！コメントありがとうございます(^▽^)oとても嬉しいご感想、これからの励みにもなります！この先も遅い更新だとは思いますが、頑張ります！ (2019年5月1日 20時) (
レス) id: 9eb6dfdccb (このIDを非表示/違反報告)
えべす - とてもワクワクしながら読んでいます。大変だと思いますが､尊敬しております(^^)v (2019年5月1日 10時) (レス) id: 0ca7106291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作者ホームページ：http://ayaryu
作成日時：2018年7月5日 2時
