五人の時 S ページ11
「ま、なんてのは冗談なんですけど」
ムクリと体を起こしたニノは目を擦りながら、俺の方を向いて上から下へと目線を動かせる。
「怪我はないんですよね？」
「うん。大丈夫」
「良かった……。相葉さんはともかく翔さんに怪我でもあったらって焦りましたよ」
「おいっ、なんで！ 俺の心配は！！」
「はぁー？！ 完全アナタに巻き込まれた翔ちゃんを心配するのは当たり前でしょ！
心配されたきゃお前はもっと反省しろ！ 本当に危なっかしい！ こっちは心臓が持たないよ！」
「うっ……」
「それに毎回落ち着いて慎重にって俺言ってるよね？！ 万が一があっちゃ駄目なんですよこの仕事に！ だから言ってるんですよ？！ 誰も怪我してほしくないしましてや死ぬなんてこと絶対に嫌なんです！
分かりましたか？！？！」
「はい……すいません。本気で反省しています……」
「全く。分かればいいです。で、怪我は」
「ないです。俺も翔ちゃんもピンピンしてます」
「なら良し」
ニノからの超絶ド正論をぶちかまされ、見事なキレデレを披露した愛の心配に言い返す言葉もなくしゅんと黙り込む相葉くん。
それに俺は少し微笑みながらも肩をポンポンっと叩いてあげて、心配掛けてごめんとニノに告げた。
「でもさ、ニノ報告書まだ確認してないよね？なんで知ってたの？」
話題を変えるように松潤がニノへ問いかける。
確かにそうだ。
大抵の俺達が書いた報告書の最終確認を行うのはニノの役目。しかし今回はつい先程出来たばかりで事情を知るはずがなかった。
するとニノはあからさまに眉を寄せて少しだけ口を尖らせ、思い出すように話し始めた。
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あやりゅ。(プロフ) - えべすさん» えべすさん！コメントありがとうございます(^▽^)oとても嬉しいご感想、これからの励みにもなります！この先も遅い更新だとは思いますが、頑張ります！ (2019年5月1日 20時) (
レス) id: 9eb6dfdccb (このIDを非表示/違反報告)
えべす - とてもワクワクしながら読んでいます。大変だと思いますが､尊敬しております(^^)v (2019年5月1日 10時) (レス) id: 0ca7106291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作者ホームページ：http://ayaryu
作成日時：2018年7月5日 2時
