蜂と花【僕のヒーローアカデミア】 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:6,613 hit

No.3　いつものことページ4

＿＿＿

「同級生に”個性”について聞かれたんだけどー。

　......どう思う?」

死柄「そんなの、話さなくていいだろ」

黒霧「そうですね、相手によります」

うわー。

似た者同士。

でもステイン様も言わなくていいみたいなこと言ってたし。

”個性”なんて、見たらだいたいは分かるでしょ。

死柄「”個性”は知ってるが、詳しくは知らないなァ」

「......そっかー、じゃあ見て情報を得ればいいじゃん!」

あ、死柄木ため息ついた。

そんなにめんどうくさいこと?

しかも私口で説明できないしー。

見てもらっほうが早い。

「んっ、もう時間だし帰るねー」

黒霧「近くまで送っていきますよ」

「いつもありがとー」

「ただいまー!」

ステ「......!! 遅いから心配した」

いつもと同じ時間なんだけどねー。

まぁ、でもハグしてもらえるから嬉しい!

「ステイン様、いつもと同じ時間ですから」

ステ「また取り乱した......」

「もう、大丈夫ですか?」

普段はかっこいいのに時々可愛いんだよね。

だから声に出して言いたくなるけど我慢。

言ったら何言われるか分からない。

ステ「俺は本当に好きなんだな......」

「や、やめてくださいっ!///」

自分で言うのもあれだけど。

付き合いたてのカップルみたい。

ステイン様の押しに勝てない。