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体育館にボールをつく音と、みんなの掛け声が響く
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今日はあいにくの豪雨
プールは中止し、バスケの授業をしている
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相葉先生が少し職員室にいってる間
私と友達の板野玲奈は
体育館のすみに座って世間話....
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玲「ねぇ、きのう大丈夫だった??早退って!!」
あ「え........あ、うん」
玲「いいなぁ、きのう二宮先生に送ってってもらって............でも二宮先生ってホモなんだよね...顔はかっこいいのにもったいない...」
あ「.....」
ちがうちがう...
あの人はその逆、たらしだよ..........
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なんて、言えるわけない
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玲「でもやっぱ私は......相葉先生......だな////」
雅「おーい!!寺坂、板野!!!!サボってんなよーーー!!!!」
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噂をすれば....
あいかわらず大きな声で登場する相葉先生
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「Aあぶなーーーーい!!!!!」
あ「え???」
後ろを向いたと同時に
顔に大きな衝撃
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「Aごめん!!!大丈夫?」
雅「寺坂、大丈夫か?!よし、保健室運んでやるから背中乗れ!」
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あ「いや、大丈夫です...」
雅「いいからぁ!!!」
あまりにも必死な顔だったから
言葉に甘えて、おんぶをしてもらった
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玲奈がちょっと羨ましそうな顔してた...
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雅「寺坂ぁ、きのう大丈夫だった??」
あ「え?あ...はい」
雅「今は大丈夫?頭ガンガンする?」
あ「ちょっと....」
なんか、いつもより相葉先生が無邪気に見えた
いつもと違う先生を見て、玲奈には悪いけど.....
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胸が少しｷｭﾝｯってなった
自分の顔を、相葉先生の肩にうずめた
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「何を教師と生徒がイチャイチャしてんですかねぇ」
聞き覚えのある声に顔をおもいっきりあげた
あ「....二宮先生...」
私のファーストキスを奪った男
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：さっぴー | 作成日時：2012年7月1日 16時
