飛抹屋 part2 (ページ8)

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伊野尾side

涼知｢伊野ちゃん！｣

はいはい、来ましたよお2人さん

知ってるよー聞きたい事は。

何でここにいんの？

何で担任なんてしてんの？

本部にはなんて言ったの？

まぁ、ざっとこんな感じでしょう

涼知｢こんな所居て大丈夫なの？！｣

…ちょっと違うかったな

｢ふふ～、何でそんなこと言うのよ～2人共｣

涼｢だって、光君と薮ちゃんは鬼退治してるんでしょ？｣

｢うん？そうだよー｣

知｢あの～、サポートしなくて平気なの？｣

そんなわけないじゃーん！

｢ほれ！｣

俺は1つの携帯端末を2人に見せた

涼｢これ何？｣

｢これで2人のサポートしてんの｣

知｢え、こんなちっちゃいので？｣

もちろんこれは、本体ではない

即席で作った、今だけ使用するモニターだ

2人との通信手段は耳にバッチし着けてる

髪で上手いこと隠してね。キノコ頭便利！

涼｢即席だったらダメじゃん｣

｢2人共、着いてきて｣

俺が向かった先は…

涼知｢コンピュータ室…｣

｢そう！2人が学校にいる間はここでサポートする
その為に今はここのコンピュータを作り替えててぇ～、だから今はこの小型を持ってる｣

知｢へぇ～｣

涼｢…誰が作り替えてるの？｣

｢それはー入ってみな｣

涼介と侑李がそーっと中を除くと…

涼知｢……あ。｣

校｢あれ？2人共！もう授業終わったのかい？｣

中で作業をしていたのは校長先生でした！

実はこの人、飛抹屋の…もっと詳しく言えば、涼介の刀を教えた師匠！＋俺にコンピュータの使い方を教えてくれた師匠でもある

飛抹屋での立ち位置は、結構な古株で幹部の人らでも反抗出来ないほど

でも、今は現場からは離れてるから飛抹屋とはほぼ無関係

悠々自適にやりたい事をやってる

その1つが学校の校長だってさ

涼｢良いの？校長がこんな事して｣

校｢こら、涼介！いつも言ってるだろ？ちゃんと年上には敬語を使えって｣

涼｢やーだね、あんただけには絶対使んない！｣

校｢なんだとこの野郎！｣

どんちゃん騒ぎ出しちゃった

知｢仲良いんですね。そう言えば伊野ちゃんってここで何教えるの？｣

｢ん？見ての通りパソコンだよ～、あ｣

知｢？｣

｢涼介ー！薮からキャッチ来たわ
鬼出たからはよ帰ってこいだってさ｣

涼｢え！分かった、すぐ帰るって言っといて｣

涼介を見送り俺は侑李に向かい治る

｢さて、初仕事！やって見よっか！｣