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薮side


相手はなかなかの速さで、俺と光の攻撃を避けてる



何か、俺らの攻撃パターンが分かってるみたいな



どうしようかと、相手の攻撃をいなしながら考えていると無線機から伊野尾の声が聞こえた



伊「やぶぅ、光、俺今から石投げるから相手の様子ちょっと見ててね」



……。



へ、?いきなり何?!



伊「なるべく2人には当たらないように狙うけど、なんてたって俺の腕力だからさ」



どこに飛んでも可笑しくない!


っと自信ありげに言われ、、た



いや、そこは自信持つなよな!



とまぁ、いいや。



俺と光は相手への道を開けた



伊「ぉぉぉおおりゃっ!」




雄叫びとは打って変わって



ぽわーんって効果音が付きそうな弧を描きながら飛んでいく石




そして、案の定。




石が落ちていくコースはズレていて俺達の頭上へ向かって来る




でも、相手はそれには気付かず俺達の方へ攻撃を仕掛けてきた




ん?これはチャンス?



「光!」



光「おうっよ!!」




光の攻撃を交わす為に飛び上がった相手はそのまま石が落ちてくるコースの方へ飛んで行き…



コツン




……ドサッ




皆「「……、えぇぇええーー!!??」」




なんと!相手は石の当たり所が悪かったのか、地面に突っ伏せて意識を失っていた



全員が伊野尾を見る



当の本人もポカーンとしていたが、はっ!となり



伊「今だ!今の内に鬼を斬っちゃえ!」




光「はっ!お、おうよ!」



光が相手の胸辺りに刀を刺すと、黒いモヤが出て来ては鬼特有の叫び声を上げ消えて行った



支「ぉ、おい!今心臓辺りに刀、突き刺しただろ!」



「大丈夫です、俺達の刀は鬼しか斬る事が出来ないので」



現に倒れてる支部のお仲間さんはちゃんと呼吸もしてるし、本当に意識を無くしてるだけの状態だ



とりあえず、一安心




有「な、なんか。伊野尾さんの事凄いなって思いました」



裕「お、俺も」



全く純粋な子達だ



あれは、



知「伊野ちゃん、さっきのは『たまたま』だよね?」




知念の言葉で一気に伊野尾に視線が集まる




伊「…?。。狙ったに決まってるじゃあーないかぁー!」





皆((……嘘だ。絶対嘘だ。))

・→←逃げ道



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作者名:きんとき | 作成日時:2019年4月17日 8時

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