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伊野尾side



こりゃぁ厄介なやつが出た感じだな



「光、生きてる〜?」



薮「で?何が居たんだ?」



やぶぅの言葉に皆がぎょっとして一斉に振り向いた


何か、面白い



光「イギリス支部の方々、ここには全員居ないよね?」



支「、あぁ。ここには全員集まってない、」



光は静かに頷き


光「よく聞いてね、今外に居るのは恐らくイギリス支部の人。そして、その人は多分だけど…鬼に取り憑かれてる」


支「!な、何だと!さっき連れてかれたあいつか?」



光「いや、その人とは別人。顔の表情が虚ろだった。そんで、さっき目の前を通り過ぎたのは、その人に投げられた敵の警備だった。壁に激突して、恐らく死んでる」



支「我々の仲間が、取り憑かれた」



光「多分ね、今見境がなくなってるんだと思う。だから、俺達の事も仲間だと認識せずに攻撃仕掛けてくる可能性が高い」



支「っ、そいつは、もう助ける事が出来ないのか?」



支部の人の問いかけに黙る光



薮「絶対に助けれるって保証はない。けど、俺達は退治屋だ、鬼をやっつける事が仕事だ」



何かやぶぅ、カッコイイ事言っちゃってるけど、やっつけるって。ぶふっ



支「じゃあ、頼む!俺達もサポートするから、仲間を、家族を助けてくれ!」



支部の人達は床に頭を着き頼み込んで来た


やぶぅにそこまでする必要無いよ〜



薮「おい、伊野尾聞こえてんぞ」



「ほぇ!声にでてた?俺」



そんな中、俺の服の袖がツンツンと誰かに引っ張られた



「んー?侑李、どした?」



知「あのさ、イギリス支部の人達は鬼を退治する事が出来ないの?って思って」



「うん、彼らは皆非戦闘員だった人達だよ。だから、身体能力が高くても退治する技術は持ってないんだ」



知「そうなんだ。」



薮「とりあえず、出ようか。いつまでもここにいてる訳にはいかないし
俺が先頭行くから、光は最後尾頼めるか?」



光「おけぇ〜!まかせろぅ!」



何かノリノリだね光



「よし!じゃあ行こう〜!」



やぶぅと光に、お前が仕切るなっと怒られました





・・・


支「圭人君に繋がったか?」



支「今掛けてる!」

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作者名:きんとき | 作成日時:2019年4月17日 8時

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