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脱出 ページ24

知念side



さらっと言ってるけど、
伊野ちゃんの言葉を聞いたこの部屋に居る誰もが、一瞬時間が止まったみたいに固まった



「…ぇ、出来る、の?」



伊「うん、最後が難関だったけど、やぶぅ〜がやってくれたから」



薮君の方を見てみると、ふにゃっと笑いピースしていた


?「…な、お前ら。本気で…?」



伊「そうだ、君達に聞きたい事があるんだった」



伊野ちゃんはビシッと指を突き立てて話し出した



伊「君達は、岡本圭人君とはどういう関係なんだい?」



なにその喋り方



くせが強い〜



?「…っ、何故お前らに教えなきゃ行けない…」



伊「じゃあその拘束具外してやんなーい」



光「さっき連れてかれた人も助けてやらねぇーぞ?」



いつの間に光さん、起きてたの?



?「助ける事が出来るのか?!」



薮「君らが協力してくれたらね」



薮さんの言葉にしばらく黙った支部の人

そして、



?「分かった。話そう、協力する」



・・・



伊「じゃあ、君らはイギリス支部の生存者達って事で、合ってる?」



支「あぁ、圭人君と一緒に天道に協力していたんだ。」



薮「気になるのは、何故天道は鬼に取り憑かれてる人間が裏切り者って確信したのかだな」



光「まぁ、その間違った考えのせいで涼介は連れていかれたんだけどな」



そういや、涼介は無事なのだろうか


全然情報が入って来ないから分かんないし



支「ぁ、圭人君から電話着てた!」



支「何!?絶対心配してるぞあいつ!早く掛け直せ!」



「伊野ちゃん、解錠はもう少し?」



伊「うん、後この数字を入れれば…」



ガチャンって大きな音が鳴り、扉の鍵は開いたみたいだ



伊「よし、出れるよ!いつでも」



薮「皆、出る準備は出来てるな?」



薮さんの声に部屋にいる皆は大きく頷いた



光「よっしゃあぁー!じゃあ行くぞ!」



っと光さんが扉を開けて外に出ようとした時だった



ヒュンッと風を切る音と共に何かが目の前を通り過ぎた



そして、ドンッと鈍い音がした


全「……。」



光「ち、ちょーっと。何かな〜?」



そっと扉の隙間から外の様子を覗いた光さん



すると咄嗟にバタンっと扉を閉め目を見開いていた

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作者名:きんとき | 作成日時:2019年4月17日 8時

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