検索窓
今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:21,474 hit

ページ21

涼介side



圭「天道さん!あんた今何て?!」



天「ん?だから、僕の研究が捗るって言ったの」




突然激怒しだした圭人


あんな怒る圭人は初めて見た



と言うより、さっきまでの冷たい表情も初めて見たけど。



・・・



俺は侑李達と隠れ家で課題をやっていた



圭人は遅れて来るって聞いてたから、英語以外の課題を黙々とやっていたんだ



そしたら突然、鬼の面を被った集団が襲撃して来た



俺はとにかく皆を守る事に集中した、けど



圭「動くな!」



そう、圭人に言われ刀を首の前で構えられた



「…っ、圭人。なん、っで?」



圭「…今から君を、飛抹屋の裏切り者として拘束する」



…はぁ?



正直、驚いた。心当たりが無いから



知「圭人!何か勘違いしてるよ!涼介が、何でっ!?」



でも、その後の圭人の言葉に



少し納得した




圭「彼からは、鬼の気配がする
退治屋から鬼の気配がするなんて言語道断
取り憑かれている可能性が高い。」



……くそっ、村正のせいじゃん!



知念も村正の事をしってるから、その先は何も言えなかった



圭「…来い」



そう言い、俺に特別な拘束具を着け先を歩き始めた




・・・



そして、今に至る



まさか、伊野ちゃん達が調べていた天道って奴と直接会うとは思わなかったけど



圭「あんた、僕達には裏切り者を探せって!そしたら、復讐に繋がるって!言ってたじゃないか!
なのに、あんたは自分の研究の為だけに?!」



天「あーもう煩いな〜。そうだよ、ここでハッキリ言っておこうか?
俺がお前達に探させたのは俺の研究の為。
だって凄いだろう?鬼に取り憑かれていながら、自我をしっかりと保ってる
鬼を実体化させる事もそう遠く無いって事だ!」



そう言い、天道は俺の方に目線をずらし続けた



天「それにな、イギリス支部事件にこいつは少なくとも関わってるぞ?知らない所でね」



「…!は、?」




天「あの事件を起こしたのは、山田涼介
お前の兄貴だよ」




頭を鈍器で殴られた様な衝撃だった



何でここで兄ちゃんが出てくるんだよ



意味が分からない



天「ふっ、まぁ今日はこのくらいでいいや
あ、岡本君?もう君達は用済みだから早く飛抹屋からは出て行った方が良いよ
これからここは僕の城みたいな物に成るから、僕が必要無いと思った物は即切り捨てていくんで」



圭「…!な、何だと!」



高らかに笑いながら、天道と俺を押さえつけていた警備は部屋から出て行った

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 退治系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きんとき | 作成日時:2019年4月17日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。