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なんで、いるの? ページ11

有岡side


知念に叱られてから俺達3人は反省した



訳ではない!



だって、絶対何か隠してるもん!あの2人!


だから、放課後もコソッとあと付けてたんだ



ちゃんと距離を開けて、前回は近すぎたんだと思って



そしたら大成功!


2人が伊野尾先生と知り合いだと言うことが分かった!(結構すんなりと…)



何か、退治屋?とか言ってたけど、あれはよく分からなかったなぁ〜




しばらく隠れていたら、山田だけ部屋から出て行った


凄い急いでそうだったから俺達は山田を追いかける事にした



何か分かりそうな気がしたんだ!



圭人だけ浮かない顔していたけど、俺と裕翔は大はしゃぎしていた




山田を追いかける事数十分



着いたのは神社らしき場所



その本殿へと山田は入って行った



中「あの中って入って大丈夫なの?」




「分かんねぇ、とにかく行ってみようぜ!」




と、俺が足を1歩踏み出した時



辺り一面真っ暗闇に染まった




「ぇ、なに。これ」



裕「あれ?まだ夕方のはずだよね」



俺と裕翔が戸惑っていると、さっきまで黙ってた圭人が口を開いた



圭「異空、間」



「へ?異空間?」



そう俺が聞き返した時だった



ドゴーン!!




大きな音と一緒に地面が揺れた



なになになになに!!?



何がどうなってんの?!



圭「大ちゃん!ゆーてぃー、こっち!」



圭人に引っ張られ着いたのは大きな木の影



ん?この木、さっき神社で見かけたような



圭「異空間は基本、現実空間の地形と同じ形をしてる。裏世界みたいなものだから
だから、見た事ある建物や風景はあるよ」



「へ、へぇ〜…てか、何で圭人そんなこと知ってんの?」



そう聞くと圭人は少し困ったように眉毛を下げ笑った


「…?」




中「ね、ねえ!2人共こっち来てよ!」



裕翔に呼ばれ近づくと、そこには大剣やら、太刀やらを巧みに使いこなし黒い影を斬って行く人達がいた



しかもその中には、



中「ぁ、あれって、やまちゃんじゃない?!」



裕翔の指差す方には、確かに山田が居た

刀を2本持ち、慣れた手つきで他の2人と同じ様に斬り伏せている



圭「…!ぁ、やま…ちゃん、?」



あまりにもすごい光景に、俺達は動く事が出来ず、静かにその様子を見守っていた。



圭人の顔色が曇ってる事には気付かなかった

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作者名:きんとき | 作成日時:2019年4月17日 8時

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