年の差〜貴方と私の１０の壁〜２

告白。 ページ9

貴「説明なんて後！！とりあえず、話を聞いて！！私は、

…私は完璧じゃない。完璧な人間なんていないし、人は人です。好きな人と出会うのも、好きなことをやるのも、人それぞれです。お嬢様だから、副社長だから、…そんなの逃げ口よ。そんなの私には通用しない。だって…
世界のBig leafグループにするのですから。」

長「とんだ自身だな。」

奈「お嬢様らしいです。」

記「でわ、坂本選手とのキスは…？」

阿「この際はっきりさせましょう。」

内「勇人は、長「Aさんのために、山「ホームランを捧げることを、貴「誓いました。」

記「つまり・・・」

坂「つまり、俺ら付き合ってるってこと！！」

「「！！！！！！！」」



案の定な反応やな。





でも、これが事実。




内「あれ？はよせんと、ライバル会社に抜かされんで？」



記「「！！！！」」
ばたばたばたばたばたたばたたばっ



坂「嵐やな。」

貴「そうね。」


父「ごほんっ。…説明しろ。」




Aのお父さんやろ…怖いな…





似とるな。




貴「さっき言ったとおり。私たちは付き合ってるの。」

父「勇とは、」

貴「なんも関係ない。」

父「一夜を過ごして、貴「あるわけないでしょ！！」

奈「お嬢様っ。言葉遣いが・・・」

貴「言葉遣いなんて関係ないわよっ。って、奈々。あんたどこに居たのよ。心配・・・かけないでよっ」



うう、俺こんなに涙もいっけ？



勇「あの、俺わすれてません？」

「「あ、ごめん。忘れてた。」」

勇「てめぇｒ、坂「いいじゃんいいじゃん。一見落着し、貴・父「「してないっ」」

「「っ！！」」

父「我が娘を危険な目に合わせたこと、貴「わすれよーとでもしてんの？」



ふたりの悪の笑顔は超そっくりやった。





さすがの阿部さんも固まってるし。


貴「そーね・・・」

父「警察いくか？」

「「！？」」

貴「さ、どーする？自主するか、父「お回りさんのお迎えを待つか？」



怖ぇ・・・




これからAのこと怒らせんようにせなあかんな・・・



勇「いくよ・・・自主するよ。すまなかったな。」

貴「ごめんで済むなら警察はいらないよー」



父「野球・・・・みに行くか。娘の彼氏の仕事ぶりを見ないとな。」

おとうさん・・・

父「まだ、お父様とか呼ぶなよ。」

坂「・・・はい。」
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