年の差～貴方と私の１０の壁～２ (ページ37)

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変えられる。ページ37

長さんに連れてこられてのはシャワールーム。

坂「ななななななななんですかっ！？」

長さんってそおゆう趣味もってんの！？

長「・・・ごめんっ、勇人っ！！」

坂「な、なんで謝るんですかっ」

長「空港でのこと、あれ全部嘘っ。あ、飛行機事故はまぐれ。」

坂「えええええええええええっ？！じゃ、じゃあ。あの号泣は？」

長「あーあれな。アドリブ。あと、トイレでは爆笑してた」

いやいやいやいやいやいやいやっ

演技が上手い、下手とかじゃないけど

俺マジで焦ったんやで？

マジAにもしものことがあったら・・・

って、思っただけで汗の量すごいからっ

坂「だました、ってことですか」

長「まーそんな感じだけど。一応、サプライズってこと。」

まぁ、サプライズなら・・・

坂「・・・で、なんでここに来たんすか？」

長「６年前。覚えてるよな。」

覚えてるのもなにも

あそこから始まった恋なんだから

忘れるわけがない。

長「やり直してみないか？告白のシーンを」

そう。あの時の俺は

大葉Aが愛しくて愛しくてたまらなかった。

だから、ホームランを打って落とそうとした。

けど、それも簡単に崩れ

しかも、一生逢わないっと約束までしてしまった。

強制的に。←

長「けっこー、引きずってるらしいよ？Aさん。

どうする？彼女の錘を外すか、そのまま放置か。」

俺の答えは

・

・

坂「もう一度、やります。」

長「よっし。」

キュっ

え？

坂「あぁっつ！？うわぁっ、つめたっ・・・何すんすか！？」

お気に入りの私服もビチョビチョ。

髪もビチョビチョ。

長「ほら、６年前と同じ。さっ、行って来い。」

坂「・・・・・はいっ。」