年の差〜貴方と私の１０の壁〜２

予想．side阿部 ページ4

ア≪坂本選手と勇さん、どちらを選ぶんですか！？≫
ア≪本命はどちらですか！？≫



本命？









坂本だろ。









ついさっき、勇人からカミングアウトしてから気づいたけど









坂本の不調は恋だったか・・・









もっと早く気づけばよかったな。






阿「Aさんとは上手くいってたのか？」

坂「いえ・・・ドラマのことも全然聞いてませんでしたし、それに仕事が忙しくて連絡がつかなかったんです。」

長「それでお互いすれ違いがあった。」

澤「そこに割り込んできたのが、いさっち。」






たっく、澤村は大事なところでやらかすんだから！







阿「Aさんが呼べないんじゃな・・・」

長「奈々さんは？いつもいるじゃん。」

「「あー。」」

坂「でも、電話とか出てくれないらしいっすよ。」

阿「もしかしたら・・・よし、俺が呼ぶよ。」







俺の予想があたってるなら・・・・






長「連絡しってるんですか？」

阿「まーなっ・・・・いまから、ドームにきて！！」

山「強引ですね。」

阿「男はこれぐらいがいいんだ。分かったか勇人！」

坂「は、はいっ！！」
・







・







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こんこんっ

阿「どうぞ。」

奈「失礼します・・・坂本さん。あの・・・ごめんなさい！！」

坂「どうしたんですか、急に・・・」

奈「私が悪かったんです。もっと、早く・・・」

阿「奈々さんは悪くないですよ。悪いのは、勇だと思います。詳しい話を聞かせてください。」

長「リラックスしながら、ね。」

奈「はい・・・///」




おい、長野。別な展開になっちゃうだろ。



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・






・


阿「そおゆうことだったんですか、」

奈「ホントにみなさまにはご迷惑をおかけしました。」

坂「そんなことないですよ。」

山「勇人もAさんも守りますから。」

長「勇人の不注意もあります。だから、力合わせません？」

奈「ちから・・・？」

阿「一番良く知っている奈々さんにしか分からないこと。・・・これからAさんはどのように動きますか？」

奈「分かりました・・・たぶん、・・・・」




俺の頭の中は試合開始から終了までの流れがつかめてる。




阿「じゃ、よろしくおねがいします。

奈「はい。」

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