年の差〜貴方と私の１０の壁〜２

いまさら． ページ3

私のせいで。









”そう、お前のせい。”









お嬢様が









”あなたはお嬢様を守れなかった。そして、今も・・・”









奈「・・・っ、夢。」









お嬢様と分かれて３日・・・






あのとき、私は・・・









回想〜
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奈「何かありましたら、お電話してくださいね。でわ、お疲れ様でした。」

貴「おつかれ。」







さて、正門で待ってますかね。






？「ねえ、君。」





目の前に現われたのは勇だった。








奈「い、勇さん？どうかなされましたか？」

勇「・・・Aさん。いる？」

奈「ええ、副社長室に。」

勇「よかった、あと・・・・このことは誰にも言うなよ。いったら・・・」

奈「言ったら・・・？」

勇「Aの大事なものを消す。・・・分かったならさっさと帰れ。」









”消す”









その言葉に殺気を感じた。








奈「は、はい・・・」









お嬢様の大切なもの。









キャンディー？









チェリー？









坂本さま？









勇「・・・Aちゃーん、今壊しにいくよー」





小さかったけどはっきり聞こえた・・・









”壊しにいく”









もう、既に遅い。







勇の姿はなかった。






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このとき、追いかければよかったのに。






あれから、お嬢様から連絡がきたけどシカト。






私のせいでこんな大変な騒ぎになってしまった。






♪〜



お嬢様？









奈「阿部さま・・・もしもし、」

阿「いまから、ドームにきて！！」

奈「あ、はぁ。」




なんだろ。




・

予想．side阿部→←沙汰

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