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第1話 ページ9

?:話とはなんだ、グレン。

彼女はA、この団体の団長である。

グレンと呼ばれた青年はこう答えた。

グ:ハンター試験に行きたいんです。
あ:なぜだ?
グ:ハンターライセンスが欲しいんですよ。
  あると情報収集とかがしやすくなるんです。
?:何それ?面白そうじゃん。
あ:珍しいな。お前が面白そうなんて言うのは。
  ウトも行ってみるか?
ウ:そうだね。最近暇だったし、行ってみようかな。
あ:そういうわけだ。二人で行ってこい。
グ・ウ:了解。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜次の日〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ウ:船で行くの?
グ:そうですよ。ちゃんと調べたので間違いないはずです。
  あ、来ましたよ。乗りましょうか。
ウ:えぇ。

こうして二人は船に乗り込んだ。

ウ:人が多いわね。
グ:そうですね。どこかに座りましょうか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜数時間後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

グ:なんか騒がしいですね。
ウ:そうね。

?:絶対にー、世界一のハンターになるから!
  世界一のハンターになって、必ず、帰ってくるから―!

ウ:あの子、強くなるわね。
グ:そうですね〜。念を覚えたらどうなるんでしょうか。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
?:! 嵐が来るよ。
船長:! どうしてわかる。坊主。
?:だって、ウミヅルがそう言ってる。
  それに、! ものすごくでっかい嵐が来るよ!
船長:!!
?:本当だって!臭いで分かるんだ!

ウ:えっ、臭いで分かるの!スゴッ!
グ:ますますあの子に興味がわいてきました!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

乗客:うわぁぁぁぁぁぁぁ!

船員:船長!このままじゃバストが持ちません!
  帆を下ろしましょう!
船長:バカ言え!これからが面白いとこじゃねえか!

ウ:ほんとに来た…。
グ:当たっちゃいましたね〜。それにしても、
  ウトさんがいてほんとに良かったです!
ウ:?
グ:だって、重力で雨も風も当たらないじゃないですか!
ウ:あぁ、そういうことか。

船長:ふっ、いくぜ!取舵いっぱーい!
  とーぶぞー!

ウ:飛んだ…。
グ:まさか飛ぶとは思いませんでした。びっくりです。

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作者名:影武者 | 作成日時:2017年12月29日 16時

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