＜H×H＞能力を使う団体は最強だった (ページ11)

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第3話ページ11

クラ：しかし、偽証はもっとも恥ずべき行為だ。かと言って、
　正直に告白するには、私の志望動機は、あまりにも私の心に
　深く関わり過ぎている。従って、ここで答えることはできない。
レオリオ：てめっ、無視すんじゃねぇ！
船長：つまり、俺の質問には、答えられねえと。
　おい！カッツオ。
カッツオ：はい。船長
船長：この二人も脱落者として審査委員会に報告だ。
レオリオ：どゆこと？
ウ：まだわからないの？早く志望動機言ったほうがいいと思うよ。
船長：その嬢ちゃんの言うとおりだ。ハンター試験はもうとっくに
　始まってんだよ。
グ：小声(冷たいですね、もうちょっと優しく言ってあげればいいのに)
ウ：小声(そんなの私の自由じゃない)
クラ・レオ：なにっ！
船長：ハンターの資格を取りたいやつらは世界で星の数ほどいる。
　そいつら全部を審査できるほど、試験管に人的余裕も時間もねぇ。
　そこで、俺たちみてぇのが雇われて、受験者をふるいにかけてるにさ。
　すでに、お前ら5人以外は脱落者として審査委員会に報告した。
　あの程度でくたばっているようじゃハンター試験なんて到底無理だからな。
　つまり、お前らが本試験を受けれるかどうかは、俺の気分次第ってことだ。
　よーく考えて俺の質問に答えることだな。
グ：ですって。
レオリオ：それを早く言えってんだ。
クラ：私は、クルタ族の生き残りだ。
ウ：・・・・・。
クラ：4年前、私の同胞を皆殺しにした盗賊グル－プ、幻影旅団を捕まえるため、
　ハンターを志望している。
ウ：(考えの違いだ。クラピカは幻影旅団を恨んでるけど、私は感謝してる。
　どうしようかな・・・・・)
船長：賞金首ハンター志望か、幻影旅団はA級首だ。熟練のハンターでも
　うかつに手を出せねぇ。無駄死にすることになるぜ。
クラ：死は全く怖くない。一番恐れるのは、この怒りが、
　やがて風化してしまわないかと言うことだ。