＊ ページ23
_ lamp (裏表現有り)
「暑い暑い暑い、」
「おかえりゆ、きっ、え、可愛い」
風呂上がりの雪がエロい。
濡れた茶髪が目にかかって、頬が赤く染っていて
可愛いといえばん？と首を傾げて笑う。
「ちょっとこっちきて」
と手招きすれば、トテトテと効果音が鳴りそうな程
可愛く、嬉しそうに歩いてくる。
「ねぇりきと暑い〜」
「可愛いから仕方ないでしょ」
「髪の毛乾かさないと、離して？」
「やだ」
「りきとの髪乾かしてあげるから、ね？」
小さい子供を宥めるお姉さんみたい。
この綺麗なお姉さんに髪の毛乾かしてもらえるのか。
だったらいいや、なんて思う俺は単純だ。
「上手に乾かしてね」
「うん、短髪だからすぐ乾きそう」
「卒業したから伸ばしてみようと思うんだけどどう？」
「えぇ、絶対似合うじゃん」
＊
お互いに髪の毛を乾かし終わって、ぎゅーっと抱き締めあう。
「りきと」
「ん？なに？」
「これからずっと一緒にいられるね」
「そうだね、平日でも会える」
「幸せだなぁ、明日起きたら利希斗が隣に居るんだよ？」
「何それ可愛すぎ」
ほんとに幸せそうに笑う彼が愛おしくて、またキスをする。
すると雪は膝の上に跨って俺の頬を包み、自分からキスをした。
自分からしたくせにほっぺた赤くして。
次は胸に顔を埋めてくる。
あぁ、なんか変な気が起こりそう。
でも、もう卒業したんだ。
変な気起こしたって、何したっていいんだ。
俺の中で決めていた。
卒業するまでは雪に手を出さない、と。
今日は、良いだろう。見たことない雪の姿を見たい。
雪の細い手を掴んで ベットに押し倒し 深く深くキスをする。
「んっ...！ん、っはぁ、り、きと、んっ、」
酸素を求めて開いた口に、舌を滑り込ませる。
上顎、歯列、隅々まで舌で擦って
「んぅ、っひぁ、はぁっ、んん ...！ っ、」
そのまま寝間着の下に手をすり込ませ、腰のラインをなぞる。
「っはぁ、ねぇ、待ってぇ、」
「どした？」
「... するの？」
「いやだ？」
「や、じゃない、けど俺、一回もしたことないし、」
「ふふ、大丈夫だよ、恥ずかしい？」
「恥ずかしいよ、ここ明るいから、ベッド行こう？」
＊→←A maiden in love and a policeman. II
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ビューティーコロン(プロフ) - Ryokaz46さん» ありがとうございます！はい、宜しくお願い致します^^* (2021年2月14日 15時) (
レス) id: 2f0dffbd3f (このIDを非表示/違反報告)
Ryokaz46(プロフ) - 続編最高でした！ これからの作品も楽しみにしてます！ (2021年2月14日 15時) (レス) id: 33de97aef7 (このIDを非表示/違反報告)
ビューティーコロン(プロフ) - 繋都さん» ありがとうございます！ハピエンにしました^^* (2021年2月8日 23時) (レス) id: 2f0dffbd3f (このIDを非表示/違反報告)
繋都(プロフ) - 続編ありがとうございました！ くっついてくれてめっちゃ嬉しいです！ これからの作品も楽しみにしてます！ (2021年2月7日 16時) (レス) id: 4143e4b1c4 (このIDを非表示/違反報告)
ビューティーコロン(プロフ) - ひまりんさん» ありがとうございます！実は皆様に好評でしたので、続編書くつもりでいました^^* (2021年2月3日 15時) (レス) id: 2f0dffbd3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビューティーコロン
| 作成日時：2021年1月16日 0時
