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それから俺たちは毎週のようにここで会うようになった。
「あっ、杣さん！いらっしゃいませ」
俺を見つける度にニコッと笑って元気にいらっしゃいませと言う彼。
ほんとに、可愛い。好きだなぁ。
今日は何やら店長らしき人が神楽さんに話しかけている。
神楽さんは目を丸くしているが、何かあったのだろうか。
「あの、杣さん」
「ん？」
「店長が、もしよかったら二人でゆっくりお話しな？
って言ってくれたんですけど、」
「え、ほんと？」
店長さん、ありがとうございます。
心の中でガッツポーズをして 店の端の席に向かいあわせで座った。
＊
「へぇ、杣くん泳ぐの苦手だったんだね」
「そうそう、まじであん時は頑張ったよ。
てか神楽くんが俺より年上ってことにまずびっくりだよ」
話しているうちに俺らはどんどん距離が縮まって
杣くん、神楽くん、と呼び合い 敬語もなくした。
俺の話を楽しそうに聞いてくれて 神楽くん自身も楽しそうに話す。
この想い、いつになったら伝えられるだろうか。
なんなら今伝えてしまおうか。
いや、まだ伝えない方がいいか。
彼の気持ちが分からない...
悶々と考えていると またあの店長さんが神楽くんを呼んだ。
神楽くんは店の奥に入っていき
一方の店長さんが俺の元へ近寄ってきてこう言った。
「はじめまして、杣くん、でいいかな？」
「はい、あ、全然タメ口で良いですよ」
感じのいい店長さん。優しい表情をしている。
やっぱりいいなぁこのカフェ。
学校と違って店の人みんな優しくて、平和な空気が流れている。
「ありがと。突然なんだけどさ、雪ちゃんのこと好きでしょ」
「雪ちゃんって、神楽くんのことですか」
図星だ。
「うん、好きなら今すぐにでも告っちゃえ！」
「ええっ、でも俺全く自信無いです...」
「絶対大丈夫。俺が保証する。絶対成功する。」
何故か確信した様子で告白することを後押しされて
カウンターへ戻って行った。
その後すぐに神楽くんが帰ってきて。
「杣くん、どしたの？なんか緊張してる？」
「あ、いや、その」
もう、一か八か。覚悟を決めた。
「あの、神楽くん」
「はい」
「初めて会った時、貴方に一目惚れしました。好きです」
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ビューティーコロン(プロフ) - Ryokaz46さん» ありがとうございます！はい、宜しくお願い致します^^* (2021年2月14日 15時) (
レス) id: 2f0dffbd3f (このIDを非表示/違反報告)
Ryokaz46(プロフ) - 続編最高でした！ これからの作品も楽しみにしてます！ (2021年2月14日 15時) (レス) id: 33de97aef7 (このIDを非表示/違反報告)
ビューティーコロン(プロフ) - 繋都さん» ありがとうございます！ハピエンにしました^^* (2021年2月8日 23時) (レス) id: 2f0dffbd3f (このIDを非表示/違反報告)
繋都(プロフ) - 続編ありがとうございました！ くっついてくれてめっちゃ嬉しいです！ これからの作品も楽しみにしてます！ (2021年2月7日 16時) (レス) id: 4143e4b1c4 (このIDを非表示/違反報告)
ビューティーコロン(プロフ) - ひまりんさん» ありがとうございます！実は皆様に好評でしたので、続編書くつもりでいました^^* (2021年2月3日 15時) (レス) id: 2f0dffbd3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビューティーコロン
| 作成日時：2021年1月16日 0時
