兄の姿 ページ22
侑李side
中島さんに今までのことを話してみた。
「あっ。」
裕「ん?」
「そういえば、同じ会社に有岡大貴って人いました?」
裕「う、うん。いる。」
「あの人、涼介のストーカーみたいにくっついてくるんですよ。」←
裕「、、やっぱり?」←
「なんか、昔家が近所で何回か遊んでもらった記憶が微かにあるくらいなんですけど。施設にいたときも何回かきてて。」
裕「それは何しに?」
「、、多分なんですけど、涼介の過去。知ってる人だと思うんですよ。」
裕「有岡さんが?」
「まぁ、問いただしたんですけど、教えてくれなかったんですよ。本当役立たず。」←
裕「あははッ。」←
するとハッとしたような表情で、
裕「ごめん。そろそろ帰らなきゃ。」
「あっ、すみません。じゃあ涼介のことこれからもよろしくお願いします。」
裕「うん、じゃあ。」
そうして中島さんは帰っていった。
あっ、涼介薬飲んだかな?
気になって足を涼介の部屋へと進める。
「涼介?はいるよ?」
あっ、寝てる。
簡易でたてた折り畳みの机を片し、お布団を掛け直す。
涼介が飲んだであろう薬の包装シートのゴミとコップを持って台所へ行く。
それから食器を洗い寝る為に、歯を磨き目覚ましを朝5時にセットする。
きっと明日、涼介は早くは起きれない。
明日くらいはいつもより少し早起きしてあげよう。←
そんな気持ちでいつもより早く布団に入り眠りについた。
翌朝になり、
ピピッピピッ__
「、、ぅるさッ。」
目覚ましを止め、洗面所に行き顔を洗う。
いつもこの時間、朝食や夕食の支度をしている涼介の姿は、やはりなかった。
でも、会社には休まずにどうせ行くのだろう。
だから、電子レンジで昨日とは別の味のお粥を温め、その間に涼介を起こす。
「涼介?、、朝だけど、、。起きれる?」
涼「、、ん〜。えっ?侑李!?今何時!?」
「あー、今5時ちょっと過ぎ。」
涼「あっ、ご飯作ってない!今つくるから!」
「ちょっ、今日は大丈夫。偶には夕食僕が買ってくるから。」←
涼「、、朝は?」
「、、ククレカ○ー?」←
そう何とか説得させて、ひとまず遅れないようにお粥を食べさせ準備させる。
涼「もう行ってくるけど、、本当に平気?」
「その言葉はまんま返すわ。」←
涼「えっ?」
「えっ?じゃないから。今日はちゃんと薬飲んでね!!いってらっしゃい!!」
涼「なんか怒ってる??、、いってきまーす!」
怒ってるのは当たり前だよ!←
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さき(プロフ) - JUMPLOVEさん» 嬉しすぎます!!毎日見に来てくださるなんて、飛んで喜びます!←ありがとうございます!頑張ります! (2020年4月19日 0時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - すっごい好きです!毎日見に来てます!!応援してますので、更新頑張ってください!! (2020年4月18日 23時) (レス) id: e3c5443f13 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ゆーさん» 大好きですと、、、すごく嬉しいです!毎日の楽しみだなんて、なんてもったいないお言葉、、!ありがとうございます!頑張ります! (2020年4月3日 2時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - このお話大好きです!毎日の楽しみになってます!さきさんのペースで頑張ってください! (2020年4月3日 1時) (レス) id: a344f95c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さき | 作成日時:2020年3月24日 14時