テニプリキャラで夢再現(短編集) (ページ13)

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十七時の夕暮れ(跡部)② ページ13

～金曜日、放課後～

跡部『木間！』

A『あ、跡部・・・。』
(昨日、逃げちゃったから、ちょっと気まずいな・・・。)

跡部『お前、何か隠してるだろ。』

A『・・・。』

跡部『俺様のインサイトから逃れられると思うなよ。』

A『・・・招待状・・・来てないの。』

跡部『何だと？全員に送ったはずだぞ？・・・っ！もしかして・・・？お前、なんか心当たりがあるんじゃないのか？』

A『・・・。昨日、多分跡部のファンの子たちが、私のこと見ながら、話してて・・・。誰にも言ってないはずなのに、招待状が来てないこと知ってるみたいだったの・・・。』

跡部『なるほどな。他には何もされてないか？』

A『なんにもされてないよ？というか、それもその子達がやったかわかんないしね(笑)』

跡部『・・・まぁ、お前がそう言うなら今回は見逃してやるか。で、木間、お前は来たいのか、それとも来たくないのか？』

A『・・・ぃたいよ。』

跡部『アーン？はっきり言いやがれ。』

A『っ、行きたいに決まってんじゃん！』

跡部『フッ。やっと素直になったな。おい、樺地！』

樺地『ウス。』

跡部『ああ、これだ。ほらよ、招待状だ。受け取れ。』

A『あ、ありがとう・・・。』

跡部『そうだ、明日17時に生徒会室に来られるか？』

A『え？えーと、うん。多分間に合うと思う。』

跡部『よし、じゃあ明日17時に生徒会室だ。間違えるなよ。』

A『間違えないから！』