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美術もない平凡な日。
朝、教室に着き鞄から教科書を取り出して気がついた。
5限にある古典の教科書がない・・・
昨日の夜、予習をしてそのまま机に置いてきたのを思い出した
予習したノートがあるから教科書がなくても大丈夫だけど、なにせ私の席は一番前
教科書がないことが先生にすぐバレてしまう。
「はあ、、」
大きくため息をついて、他のクラスにいる友人に古典の教科書を借りに行くことにした。
友人の教室に行き、中を覗き見る。
一人で来るはちょっとドキドキしたけど、見覚えのある友人の姿を見つけ、ホッとする。
「ほんとにごめんっ!結衣!!」
「いいよいいよ!全然!!」
同じ中学だった友達の結衣が、女神のように見える。
結衣「私のクラス、3限が古典だからお昼休みにでも取りに来なよ」
「ほんっとに助かる!ありがとう女神様っ!!」
結衣「女神様って!大げさだよ。笑」
と言って、優しく笑う友人に再び感謝を伝えて、自分の教室に戻った。
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作者名:ミミコ | 作成日時:2019年2月9日 12時