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Sside
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2次会も終わり、3次会に行こうと相葉が言い出して、気づけば俺たち4人になっていた。
N「まあこれが妥当か」
S「安定だな。まあ、4人になったってことでさ、近況報告でもしようよ」
O「まずはエリートからでしょ」
俺はもう随分話した気がする、、気がするだけだが。
S「俺一番聞きたいの大野なんだけど。
まじで今なにしてんの？」
大野は高校時代からご覧の通りちゃらんぽらんしていたせいで、まともに生活できんのかと思っていた。
5人の間でも、大野の話になるといつも将来を心配されていて。
J『智はマジでまともに生活できないと思うよ』
O『いいの、そうなったら俺潤のヒモになるから』
J『……それだけはやだ』
だがしかし、そうはならなかった。
なぜなら、彼には強力な相手がいたからだ。
O「息子の世話だよ。
まあ今日はババアに預けてんだけど」
そう、大野は高校時代付き合っていた奥田という彼女と、なんと結婚したのである。
奥田は世田谷育ちのお嬢様、当時�稽爐離筌弔蕕�らも一目置かれる存在だった。
まさかそんなお嬢様と大野が付き合っている、なんて事は一度は話題に上がったものの、いっときの気の迷いだと誰もが思っていた。
そんな2人が、結婚。
もちろん驚きを隠せない。
奥田は商社で働くバリバリのキャリアウーマン、
かたや大野は無職(？)というなんとも異色の夫婦だが、
可愛い息子までいるのだから、どう考えても勝ち組だ。
少なくとも俺たちよりは。
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作者名：syuka | 作成日時：2018年7月7日 23時
