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Sside
A「ちょっとちょっと翔ちゃんっ！
うちの潤になんてことしてくれるの！
困ってんじゃん潤が！」
S「…はあっ！？」
N「ほんとけしからぬだよ。
潤こっちに来な！櫻井の近くいるとまたとって食われる」
S「いやそんなことしねえって！」
O「潤俺が守ってやるからおいで。
いつの間にこんなに変態になったんだ櫻井って奴は……」
スタンディングオベーションのはずがスタンディングでブーイングの嵐…。
何だこれは。
酒に酔ったおっさん達がピーチクパーチク言ってるだけかもしれないが。
俺なんか松本と再会した衝撃で酔いなんか冷めてしまってる。
まあ、こいつらはほっとける……けど。
でも、あれ？
松本の反応が想像通りでない。
こんなのは予想してなかったんだけど。
慌てて松本の方を見やると、その瞳から涙が溢れ落ちた。
つーっと、一粒。
まるで儚い何かを見ているようで、息を飲んだ。
S「えっ…な、何で……」
予想だにしないその涙に動揺した。
松本の顔はリビングにいる3人に直接見えず、事態をうまく掴めていない様子。
しかしその涙を拭った手の動きを見て勘づいたらしいニノがそばに駆け寄って来た。
N「ちょっと！潤泣いてるじゃない！
ほんと櫻井って奴はもう、、潤、大丈夫だよ」
J「ちが…違うんだニノ。
……そうじゃ、、なくて」
S「…………」
J「櫻井が……まさか俺の事、す、好き、だなんてそんな事……思ってなくて。
あの時の俺の選択は、いらなかった、みたいだけど……
でも、嬉しくて……、
ごめん、なんか泣けてきた……」
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作者名：syuka | 作成日時：2019年3月4日 19時
