(4)酔っ払いシルクロード ページ8
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シ「ねーねーAちゃ〜ん♪
あーんして？ あ〜ん♪」
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大量のお酒を飲んで
ベロッベロのシルクの隣に
座っている私。
トホホって顔しながら
私は少しずつ彼から離れる。
でも離れたらすぐにまた
近づいてくる彼。
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「はあ、もう勘弁してよ〜」
そう言いながらも私は
おつまみをシルクの口に入れて
ついでに口にご飯がついていたから
ティッシュで拭いてあげる。
シ「ん〜んまいっ」
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幸せそうに微笑むシルクの顔を見ると
なんでも許せてしまいそうな
気持ちになるのが
ちょっと悔しい。
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「ちょっと飲み過ぎじゃない？」
シ「ええ？こんなの序の口だよ」
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私の注意なんて御構い無し。
またコップにビールを注いだ。
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「明日起きれなくても知らないよ？」
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枝豆を食べながら
私はまた注意するけど
シルクはニコニコした顔をするだけで
全く返事になってない。
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「ちょっとシルクくん？！」
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全く聞く耳を持たないから
シルクの顔を両手で挟んで
私の方に向けさせた。
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「心配してるんだよ？私」
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ちょっと強めの口調でそう言った。
じーっと私を見てから
少しは効いたか、と思っていたら
またにんまりした顔になって
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シ「そしたらAが
起こしに来てくれりゃあいいじゃん」
なんて言いだして全く彼に響いていなかった。
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シ「いいじゃ〜ん♪飲んでもっ」
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今度は私の肩らへんに
自分の顔をうずめて
スリスリしてくる。
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っあああ、可愛い…
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なんて思って負けそうになるけど
明日はどうしても休めない
大事な仕事の日なんだって
昨日シルクが言ってたことを思い出して
私はどうにか気持ちを持ちこたえる。
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「だめっ！もう寝るの！」
シ「えええ？やだ〜」
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なんなんだこの大きな赤ちゃんは
と思いながら
強制的におつまみと缶ビールを冷蔵庫にしまった。
…やだやだーって駄々をこね続ける
赤ちゃんを無視して。
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3年2組コンソメ君 - WHITEさん» マサイ君のもめっちゃよかったです！マサイ君は優しいなぁ…。 (2018年3月5日 0時) (
レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» ありがとうございます！できそうだったら書かせていただきます！でもご期待に添えられるかすごく不安です…> < (2018年3月4日 22時) (レス) id: d932ddd84a (このIDを非表示/違反報告)
3年2組コンソメ君 - WHITEさん» ありがとうございます！すごくよかったです！これからもリクエストしてもよろしいでしょうか？WHITEさんの作品、大好きです！ (2018年3月3日 0時) (レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» さっきセカンダリ見てきました笑 タイムリー過ぎましたね笑 (2018年3月3日 0時) (レス) id: d932ddd84a (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 構想いただいてたの書き上げた後でした申し訳ありません！今後の作品の参考にさせていただきます、ありがとうございます。 (2018年3月3日 0時) (レス) id: d932ddd84a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE | 作成日時：2018年2月18日 1時
