(6)「おはよう」(マサイ) ページ13
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マ「早起きは何ちゃらの徳、って言うじゃん」
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三文だよ、って心の中で
突っ込みながらも
私は動かない
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マ「早起きすれば健康にもいいし
いろんなことできるぜ？
時間たっぷりあるんだからさ」
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私は休みの日なんだから休みたいの！
ってまた心の中で呟く
マ「それに早く起きた分疲れるから
早く寝るわけじゃん？
…いやこのことわざすごい真理だわ」
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感動してる割には
重要なとこ抜けてるし絶対ちゃんと理解してないぞこの人って突っ込みまくり。
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マ「なー？だからもうほら、起きろ！」
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無反応な私を見て
「じゃあバナナもやっから」
って付け足して言った
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食べ物で釣ろうだなんて
私はそんな単純じゃないですって思っていたら
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マ「せっかく二人でいられんだからさ…
起きろよ」
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ちょっと恥ずかしいからか
声が小さかったけど
はっきり聞こえた
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マ「休みの日くらいしか
ゆっくりできねぇじゃん、二人で」
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そういうことだったの？って
少しだけ布団から顔を出した
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マサイが素直にそんなことを言ってくれたことに
驚きと嬉しい気持ち
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私に気づいたマサイと目が合う
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あ、起きた(笑)ってマサイが私に言った矢先！
「あああああ！」
マ「！？ んだよ突然」
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マサイの持っていたバナナ(一口大)が
マサイの口の中にポンと入った
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「バナナくれるって言ったじゃん！」
マ「はあ！？おせぇんだよ来るの」
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モグモグしながらバナナを食べて
目をまん丸くして怒るマサイ
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「うわ嘘つき〜嘘つき現る〜」
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子どもみたいにうるさい私に
なんだようるせぇなぁって
いいながら
冷蔵庫から飲み物やらヨーグルトやらを出して朝ごはんの準備を始めてくれている
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「マサイ」
私が呼ぶと ん？ って言って振り向いた
その瞬間
チュッと軽くキスをした
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マ「えっ…」
「おはよう」
マ「お、おはよう…」
「ちゃんと言ってなかったから(笑)」
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そういって私も朝ごはんの準場をするのに
マサイは驚いたまま
私を追って見る
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しばらくすると
「やられた…」ってちょっと悔しそうな顔しながら
俺も手伝うって言って二人で朝ごはんを作った。
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休日の早朝からマサイの本当の気持ちを知れて、
これからの土日は早く起きれそうだ！！
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…た、たぶん。(笑)
(眠気に勝つんだ、私…)
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3年2組コンソメ君 - WHITEさん» マサイ君のもめっちゃよかったです！マサイ君は優しいなぁ…。 (2018年3月5日 0時) (
レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» ありがとうございます！できそうだったら書かせていただきます！でもご期待に添えられるかすごく不安です…> < (2018年3月4日 22時) (レス) id: d932ddd84a (このIDを非表示/違反報告)
3年2組コンソメ君 - WHITEさん» ありがとうございます！すごくよかったです！これからもリクエストしてもよろしいでしょうか？WHITEさんの作品、大好きです！ (2018年3月3日 0時) (レス) id: 7ccad67cab (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» さっきセカンダリ見てきました笑 タイムリー過ぎましたね笑 (2018年3月3日 0時) (レス) id: d932ddd84a (このIDを非表示/違反報告)
WHITE(プロフ) - 3年2組コンソメ君さん» 構想いただいてたの書き上げた後でした申し訳ありません！今後の作品の参考にさせていただきます、ありがとうございます。 (2018年3月3日 0時) (レス) id: d932ddd84a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE | 作成日時：2018年2月18日 1時
