言ったもん ページ13
へ！？
無理ムリ！！
ユノさん、知ってるでしょ！？
私が…全く恋愛したことないって！！
『む、むりです！』
「初めから無理って決めつけるのは、好きじゃない」
ああ、その言葉2回目だ。
『だ、だって私そんなことしたことないし…！』
「俺が初めてってことでいいだろ？」
ニヒルに笑うユノさんと、真っ赤な私。
『…むりです…』
机に突っ伏した私をクスクス笑うユノさん。
考えるだけで、頭がパンクしそう。
だって…あのユノさんと…ねえ？
キスするだけで湯気出ちゃうのに！！
逆にユノさんって…
やっぱりそうゆうことするの、余裕なの？
元''天然たらし''ユノさんは、現役を卒業した(と思いたい)けど、慣れてそう。
そう思ったら……
今まで何人の人と付き合ったんだろう。
今まで、どんなことをしてきたんだろう。
あー、ダメだ、考えたらキリがない、コレは。
今のユノさんは、私のものなんだから！！
「わっ」
いきなり顔を上げた私に、驚くユノさん。
頬杖をついて、私を珍しい物を見るかのような目で見る。
『……電気、』
「うん？」
『…電気、消してくれたら入ります』
多分、顔真っ赤だろうな、私。
まさかこんなこと、自分が言うなんて思いもしなかったからーー
「本当に？A、無理はしないで」
さっきまで無理って決めつけるのは好きじゃないなんて言ってたのに。
私の言葉に驚いたユノさんは、私を覗き込む。
そりゃあ、恥ずかしくてたまんないけど……
『…ユノさんに、私をあげるって言いましたから』
ーーあの日、言ったことは間違いなんかじゃない。
何も知らないから、ユノさんとこれからいろんなことを知っていきたいもん。
何も話さないユノさんを、見れば目が点、状態で。
あれ、もしかして私…
変なこと言っちゃった？
『…ユノさん？』
「あ、ああうん。うん…」
ユノさんも妄想タイム、入ってた？
どっかから戻ってきたユノさんは、何かに頷いて私を見つめた。
「マジでA…」
『…なんですか？』
「そうゆうこと、俺以外に言うなよ？」
『へ？…ユノさんにしか、言ってないですよ？』
「じゃなくて……あーもう！」
髪をクシャクシャ掴んで、立ち上がったユノさん。
私の腕を掴んだと言えば…
「今日は、何もしない。一緒に入るだけ」
自分にいい聞かせるようにそう言って…
私を抱き上げた。
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alexis - なーんと謎が散りばめられてる(￣▽￣;)次章待ってます!! (2015年9月5日 18時) (携帯から) (
レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - ちゃんさん» ちゃんさーん！！今回もありがとうございました〜^___^！まだハラハラがある分、そのあとの甘々はちゃーんと用意しておきますので…にやにや← (2015年8月26日 0時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - んぐさーん！更新とひとことありがとうございます*\(^o^)/*ハラハラな予感ですが、、、ユノの包容力と困った時のチャンミン、そして、ジンさんが、、あたしを助けてくれると信じてます！笑 (2015年8月24日 0時) (レス) id: 82557451c0 (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - れささん» れささん、お越しいただきありがとうございます〜*\(^o^)/*！ 甘いユノさんに酔いしれたいのですがここで一山越えていただきます…← (2015年8月16日 11時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - ちゃんさん» ジンさんはまだまだ出てきます。← ユノさんにもどうやら怪しい人が出てきたし……私たち、どうなるのでしょうか(~_~;)（笑） (2015年8月16日 11時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んぐ
| 作成日時：2015年7月12日 2時
