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私の腰に響かないように優しくゆっくり歩いてくれるユノさんに、いろんな人にバレないかヒヤヒヤする。
だって、普通の人が普通の道でお姫様抱っこしてるだけでも目立つのに。
…でもごめんなさい、今はそこまで気遣いできないです…
小さいアパートの二階。
ガチャ。
ゆっくりユノさんが階段を上って、部屋の鍵を開ける。
「お邪魔します」
礼儀正しいユノさんは一言そう言って、靴を脱いで中に入る。
ーーユノさんが来るなら、掃除しときゃよかった。
最近忙しくて、ろくに掃除もしてないのに…
ユノさんが優しく、ベッドに降ろしてくれた。
『…すみません、ここまで…』
電気をつけてない薄暗い部屋の中、ユノさんの顔がよく見えない。
それでも、すぐ近くにいるのは分かる。
「とりあえず、動かないで…」
囁くような小さい声でそう言ってから、ユノさんは私の靴を脱がせてくれた。
だんだんユノさんの気配が遠くなっていくのを感じるから、多分玄関に靴を置いてくれたんだと思う。
ーーあの東方神起のユノに、そこまでさせる私をぶん殴りたい。
玄関からこっちへ向かう途中に電気をつけたユノさん。
一瞬で明るくなって、ユノさんを見ればアイフォンを耳に当てていて…
「もしもし？サムさん？」
ーーサムさんに、電話してた。
サムさん、また迷惑をかけてごめんなさい。
あの頃とはもう違うから、サムさんと私は全く関係ないのに…
「Aちゃんが、腰を痛めて動けなくて。はい、今家まで運んだんですけど…はい。分かりました、伝えておきます。すみませんお願いします」
電話を終えたユノさんがベッドに腰掛けた。
「今日は行けないってちゃんと言っておいたから」
優しい目で私を見下ろすユノさん。
あ、そうだったんだ。
サムさんに合流する予定だったのに…
『あ…ゆのさん、だけでも、行ってきてください…わたしもう大丈夫です…』
「こんなAちゃんを一人に出来るわけない」
『……』
「明日にでもサムさんが病院行けって。トレーナーさんが迎えに来るから」
『…ホントに申し訳ないです…』
もう既に三人…あ、四人？にも迷惑かけちゃってるんだ、私。
「ふふ、謝りすぎだよAちゃん」
笑いながら、汗で濡れた前髪を直してくれるユノさん。
ーードキン。
こんな状況でも胸がドキドキうるさい。
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んぐ(プロフ) - alexisさん» ゆのはある意味嫌〜な男ですよね（笑）でも癖になってゆのから離れるなんてできません(´；ω；｀)（笑） また2もよろしくお願いします！ (2015年4月27日 19時) (
レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - んぐさん» 男性て潜在的にみなドＳなんでしょうけど…← ユノは〜〜(*￣∀￣)ﾝﾌﾌ変な笑いになっちゃいます(笑)まったく…罪なﾅﾑｼﾞｬじゃ(笑) (2015年4月25日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - alexisさん» そうなんです、ユノさんプライド高いんですよね〜（笑）天然のふりして本当はドエスなゆのさんも是非書きたいところです…← (2015年4月24日 22時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - んぐさん» なんつーか…ユノって自分は強くあるべき男！と自認してて、弱い者は助ける対象で、しかも“女性は弱い”と決め付けてるとこがあって← (ある意味世間知らずｗそしてそこも天然)ﾋﾛｲﾝを翻弄しますねぃ〜(*￣∀￣) (2015年4月22日 21時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - alexisさん» ユノさんと私は自分の気持ちに素直になれるのでしょうか（汗）天然たらしさんにもっと振り回されちゃいますTT (2015年4月22日 20時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んぐ
| 作成日時：2015年4月7日 0時
