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痛くて、声が出ない。
てゆうより、床に倒れこんだまま動けない。
「Aちゃん！？」
ユノさんがこっちに来たのが音と声で分かるのに、見えない。
痛い、いたい、イタイ…！
「Aちゃん！？大丈夫！？」
『ゆ、のさん』
うっすらと目を開ければ、今まで見たことないぐらいユノさんが焦ってて。
私の肩を掴んで、顔を覗き込んでくれるんだけど…
『痛いです…』
「へ！？あ、ああごめん」
肩を掴まれてるだけでも、響いて痛い。
パッとユノさんが慌てて私の肩から手を離す。
「どこが痛い？」
『…こし』
「腰のどこ？触るよ？」
ユノさんが背後に回ってそっと私の背中から腰へ手を下ろしていく。
『ッ！』
「ここ？」
ユノさんの手が当たる場所が、だんだん熱を帯びていくのが分かる。
声も出せないぐらい痛くて、コクコク頷くだけ。
「サムさんに電話する」
『！それは、ダメ、です』
サムさんにこんなこと、知られたくない。
また''あんなこと''になるのが目に見えてる。
「でも、」
『家に、送ってください、それで、いいです…』
明日になれば病院に行く。
だから、家に送ってくれたらもう大丈夫。
一息で話せない私を心配そうに見つめるユノさん。
「…動けないでしょ？」
『…明日になれば、大丈夫、です…』
「嘘つくな。今で動けないのに」
…そんな低い声で言われちゃったら、何も言い返せないじゃない。
…それよりも、痛くて…
『ウッ、ゆのさんッ』
なんか泣けてきた。
なんでアチ君の言う通りにしなかったんだろう。
なんでユノさんの目の前でこんなことになったんだろう。
ごめんなさい、ごめんなさい…！
「…俺の前でよかった」
いつのまにか目の前にしゃがみこんでたユノさんが、私の頬に触れた。
そして、綺麗な指で私の涙を拭う。
「悪いけど、サムさんに連絡する」
『え…』
「でも、俺が責任取る」
そう言ってからユノさんが近づいてきて…
ユノさんの胸板で、視界が塞がれた。
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んぐ(プロフ) - alexisさん» ゆのはある意味嫌〜な男ですよね（笑）でも癖になってゆのから離れるなんてできません(´；ω；｀)（笑） また2もよろしくお願いします！ (2015年4月27日 19時) (
レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - んぐさん» 男性て潜在的にみなドＳなんでしょうけど…← ユノは〜〜(*￣∀￣)ﾝﾌﾌ変な笑いになっちゃいます(笑)まったく…罪なﾅﾑｼﾞｬじゃ(笑) (2015年4月25日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - alexisさん» そうなんです、ユノさんプライド高いんですよね〜（笑）天然のふりして本当はドエスなゆのさんも是非書きたいところです…← (2015年4月24日 22時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - んぐさん» なんつーか…ユノって自分は強くあるべき男！と自認してて、弱い者は助ける対象で、しかも“女性は弱い”と決め付けてるとこがあって← (ある意味世間知らずｗそしてそこも天然)ﾋﾛｲﾝを翻弄しますねぃ〜(*￣∀￣) (2015年4月22日 21時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - alexisさん» ユノさんと私は自分の気持ちに素直になれるのでしょうか（汗）天然たらしさんにもっと振り回されちゃいますTT (2015年4月22日 20時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んぐ
| 作成日時：2015年4月7日 0時
