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わりと言ってる意味が、分からない。
「だってソレ、俺たちの曲でしょ？」
あ、そうだ、曲流したままだった。
…音源勝手に借りたこと、怒られるんじゃ…
『すみません！勝手に借りて』
頭を下げる。
アチ君も、ごめんなさい。
「Aちゃん、記憶力あるんだね。ないと思ってたけど」
『…へ？』
予想外の言葉に驚いて顔を上げる、と。
ユノさんが着ていたジャージのジッパーを下げていた。
「ちゃんと俺が教えてあげる」
そう言いながら、脱いだジャージを床に投げ捨てたユノさん。
…カッコいい。
ーーじゃなくて！！
『いや！大丈夫です！ただ興味本位で踊ってただけなんで！』
いくらなんでもユノさんに私の遊びを付き合ってもらえない。
ユノさんだって疲れてるだろうし、こんなことさせちゃダメでしょ私！
「俺が踊りたいって言ったら？」
真剣な目で私を見つめる。
…いきなりそんな目で見つめられると、体が動けなくなる。
「俺がAちゃんと踊りたいから。ね？」
『わっ！』
そう言いながら腕を掴まれて、引っ張られる。
気づいたらユノさんの腕が腰に回ってて…
なにこれ！
密着してる！
「女の子だから、女性ダンサーの役ね」
『へ？あ…』
そうだ、この曲女性ダンサーの絡みがメインだったんだ！
そんなこと忘れて、普通にユノさんとチャンミンの振りを踊ってた…
いちいちリアクションが大きい私にクスクスとユノさんが笑う。
その声が、耳元で聞こえるからくすぐったい。
ーードキドキする。
「さっきのずっと見てたよ」
『へ？あ…ダンス、ですか？』
あのユノさんにヘンテコダンスを見られていたなんて…
穴があったら入りたい。
まさにそうゆう状況。
「Aちゃん、ホントに上手だよ」
『いや…全然そんなことないです』
てゆうか、この状況、どうにかしてほしい。
側から見れば、私、ユノさんに抱きしめられてるみたいなもんだよ？
「ううん、上手だよ」
私のそんな気持ちを知ってか知らずか、耳元で話し続けるユノさん。
…これも、天然たらしってやつ？
「戻って来る時は一緒に踊ろっか」
『へ？』
そのユノさんの言葉の意味が分からないまま、私たちは踊り出した。
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んぐ(プロフ) - alexisさん» ゆのはある意味嫌〜な男ですよね（笑）でも癖になってゆのから離れるなんてできません(´；ω；｀)（笑） また2もよろしくお願いします！ (2015年4月27日 19時) (
レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - んぐさん» 男性て潜在的にみなドＳなんでしょうけど…← ユノは〜〜(*￣∀￣)ﾝﾌﾌ変な笑いになっちゃいます(笑)まったく…罪なﾅﾑｼﾞｬじゃ(笑) (2015年4月25日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - alexisさん» そうなんです、ユノさんプライド高いんですよね〜（笑）天然のふりして本当はドエスなゆのさんも是非書きたいところです…← (2015年4月24日 22時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
alexis - んぐさん» なんつーか…ユノって自分は強くあるべき男！と自認してて、弱い者は助ける対象で、しかも“女性は弱い”と決め付けてるとこがあって← (ある意味世間知らずｗそしてそこも天然)ﾋﾛｲﾝを翻弄しますねぃ〜(*￣∀￣) (2015年4月22日 21時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
んぐ(プロフ) - alexisさん» ユノさんと私は自分の気持ちに素直になれるのでしょうか（汗）天然たらしさんにもっと振り回されちゃいますTT (2015年4月22日 20時) (レス) id: ce89f85889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んぐ
| 作成日時：2015年4月7日 0時
