A 2-2 ページ11
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映画はキミスイをみた
原作読んでても楽しめた
「ご飯どうする？」
「どうしよっか
決めてこなかったね」
「その辺の中華にでいくか」
「うん」
「醤油ラーメンと天津飯と餃子セットでございます」
「ありがとうございます」
「じゃ、たべよっか」
「うん！おいしそ〜」
あたしが天津飯を半分食べきったとき、
意を決して言ってみた
「あのさ、
今後のことなんだけどさ、
け、結婚とかどう思いますか？」
思わず敬語になる
彼のラーメンを食べ進める手は止まらないから焦る
「あ、いや、急かしたいわけじゃなくて...」
「...........」
「...........」
「............ズルズル」
「なんか、ごめ「結婚して」
「え？」
「結婚してください」
彼はラーメンをごくんと飲み込んでからそう言った
嬉しくて嬉しくて涙が出た
やっと..................
「やっといってくれた...っ」
「茉由、何も言わないから結婚したくないのかと思ってた
.......こんなところで...ごめん」
彼はうつむき気味に言った
「ううん！嬉しい！！
こっちこそ今まで何も言わなくてごめん」
微笑み合う
場所は中華料理店
けど
それも案外ロマンチックでいいなと思った
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作者名：くみん | 作成日時：2018年9月5日 17時
